FCバーゼルは7日、スイス・スーパーリーグ第16節でFCヴィンタートゥールと敵地で対戦し、2-1の勝利を収めた。この試合で決勝点を挙げたのがDF常本佳吾。その貴重な得点は、後半アディショナルタイムに決めた劇的なゴールだった。
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常本佳吾の劇的な決勝ゴールがこれだ!
リーグ戦4試合勝利から遠ざかり、4位に位置するバーゼルが、敵地で最下位のヴィンタートゥールと対戦。
常本は3試合連続で右SBの位置でスタメンに名を連ねた。
29分にジェルダン・シャキリのゴールで先手を奪ったバーゼルだったが、51分に失点を許し、1-1のまま終盤へ。
それでも後半アディショナルタイム3分、27歳の日本人SBが、チームに勝ち越しゴールをもたらす。
シャキリからのパスをボックス内で受けたイブライム・サラーのシュートは相手GKに阻まれたものの、このこぼれ球にいち早く反応した常本が、粘り強くゴールに押し込み、劇的な決勝ゴールを挙げた。
気迫で決めた見事なゴールは、常本にとってバーゼル加入後初得点に。シャキリらチームメイトから熱い祝福を受けた。
このまま試合は終了し、バーゼルが2-1の勝利。常本がチームのリーグ戦5試合ぶりの勝利に貢献した。
