FCバーゼルでプレーするDF常本佳吾が、移籍後初得点となる劇的な決勝弾を挙げた。クラブは8日、常本が気迫で押し込んだゴールをピッチレベルから収めた映像を公式Xに投稿している。
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常本佳吾が決勝弾
スイス・スーパーリーグの第16節が7日に行われ、FCバーゼルはFCヴィンタートゥールと敵地で対戦。常本は3試合連続で右SBの位置でスタメンに名を連ねた。
リーグ戦4試合勝利から遠ざかり、4位に甘んじているアウェイチームは、29分にジェルダン・シャキリのゴールで先手を奪う。
しかし、51分に失点を許し、1-1のまま終盤へ。
そして後半アディショナルタイム3分、27歳の日本人SBが勝ち越しゴールを奪う。
シャキリからのパスをボックス内で受けたイブライム・サラーのシュートは相手GKに阻まれたものの、こぼれ球にいち早く反応した常本が、粘り強くゴールに押し込み、劇的なゴールを挙げた。
クラブは、ゴール裏から決勝弾を収めた映像を公式Xに投稿。
常本が同僚のシャキリらから、手荒い祝福を受けているシーンを間近で捉えていて、現地の雰囲気を感じられる動画となっている。
このまま試合は終了し、2-1でバーゼルが勝利。
今夏にセルヴェットからバーゼルに加入した常本が、移籍後初得点を土壇場で奪い、チームのリーグ戦5試合ぶりの勝利に貢献した。
