日本人3選手がプレーするNECナイメヘンは7日、エールディヴィジ第15節でフォレンダムと敵地で対戦。3-2で撃ち合いを制した。クラブ専門メディア『ForzaNEC』は8日、この試合で30分以上プレーしたNECの選手を評価した。佐野航大を高く評価している。
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佐野航大が高評価
佐野と小川航基が先発したリーグ戦3連勝中のNECは、43分にPKから先制点を献上したものの、後半立ち上がりにダルコ・ネヤシュミッチがゴールを奪い、同点に。
さらに、74分にはバサル・オナルがネットを揺らし、試合をひっくり返す。
このまま試合を終わらせたいNECだったが、90分に失点。
それでも後半アディショナルタイム6分、小川に代わって65分からピッチに立っていた20歳の日本人ストライカーが結果を残す。
セカンドボールを中盤で拾った佐野が、華麗なターンから前を向いてボールを運ぶと、スルーパス。
このパスからDFラインの背後をとった塩貝健人が、ダイレクトでゴールに流し込み、決勝ゴールを奪ってみせた。
塩貝のリーグ戦6点目のゴールで勝ち切ったNECは、リーグ戦4連勝。15試合を終えて、3位に位置している。
同メディアは、決勝点をアシストし、フル出場で勝利に貢献した佐野に「7.5点」をつけた。
寸評では「塩貝健人の決勝点を見事なパスと身のこなしでアシストし、佐野航大は再びNECにとって非常に重要な存在だった。
この日本人ミッドフィールダーはここ数か月、7点以下になることはほとんどない」と記し、高く評価した。
一方で、65分までプレーした小川には「6点」を与え、次のように綴った。
「小川と塩貝は、まるで毎週交互にスポットライトを浴びているかのようだ。先週は小川が2得点を挙げ、今週は塩貝が決勝点の立役者となった。
小川は1-1となるゴールを導くヘディングでアシストを記録したものの、それ以外ではチャンスに恵まれなかった」
なお、決勝点を挙げた塩貝だが、出場時間が30分未満だったため、残念ながら採点対象外となっている。
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