26歳の冨安健洋は、アーセナルとの契約を7月4日に双方合意のもとで解除して以降、無所属の状況が続いている。そして、ついに新たな所属先が見つかったようだ。オランダ強豪のアヤックスと約6カ月間の契約を結ぶことで口頭合意に至ったと、英メディア『チームトーク』など複数の海外メディアが9日に報じている。
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冨安健洋、アーセナル退団後に無所属の状態が続いていたが…
アヤックスは36回のエールディビジ優勝、過去にはUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)を制した経験がある名門クラブであり、現在は板倉滉がプレーしていた。
第15節が終了した時点で7勝5分3敗の4位につけている。
一方、CLは開幕戦から5連敗中で、合計16失点と守備が崩壊していた。
冨安は手術の影響で昨季1試合の出場にとどまったものの、それまでは両サイドバックやセンターバックのポジションでプレーできる万能型DFとして、アーセナルに重宝されていた。
守備の立て直しを図りたいアヤックスにとって、冨安は救世主となるかもしれない。
冨安にとっても2026年のワールドカップ出場を目指しており、継続的に試合でプレーできる環境を探していた。
同メディアは「アヤックスと冨安が、原則的に口頭合意を交わした。
この契約は、出場試合数を重視した半年間の短期契約となる予定で、これにより冨安は2026年のW杯に向けて日本代表復帰を目指すチャンスを得ることになる。
現時点では、冨安がすでにプレーできる状態なのか、それともまだ数週間から1カ月ほど離脱が続くのかは明らかになっていない。
いずれにせよ、フリーエージェントである冨安は、アヤックスが1月初旬の冬の移籍市場を待たずにすぐ契約を完了させることができる状況にある」と伝えている。
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