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サッカー日本代表FW上田綺世も暴力行為の被害。蘭U-21DFが相手FWに突然の「平手打ち」で物議。現地紙は「短絡的な行動」

text by 編集部 photo by Getty Images
フェイエノールトFW上田綺世とAZアルクマールDFヴァウテル・フースフェイエノールトFW上田綺世とAZアルクマールDFヴァウテル・フース【写真:Getty Images】



 オランダ・エールディヴィジ第15節、AZアルクマール対ゴー・アヘッド・イーグルスの試合が7日に行われ、2-2の引き分けに終わった。オランダメディア『Voetbalzone』は同日に、AZに所属するU-21オランダ代表DFウーター・フースが、試合中に相手FWを殴打したと報じている。
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蘭U-21DFが相手FWに突然の「平手打ち」

 現地で話題になっているのは、ゴー・アヘッド・イーグルスが1点リードして迎えた18分のシーンだ。

 AZの最終ラインの裏を狙ったFWミラン・スミットは、突然ピッチに倒れ込んでしまう。

 ピッチを別の角度から撮影していた映像では、スミットの背後から近づいたフースが、腕を掴み首のあたりを殴打する瞬間が捉えられていた。

 同メディアは、「フースは、フィールド上での非常に奇妙な行動で、どこからともなく騒動を引き起こした」と前置きし、次のように伝えている。



「フースは、注目すべきファウルを犯した。ボールはスミットに飛んでおり、彼とフースはポジションを争っていた。

すると、AZのDFは突然短絡的な行動に出て、相手選手に平手打ちを食らわせたのだ」

 第6節のフェイエノールト戦で、フースはサッカー日本代表FW上田綺世や渡辺剛に対して、プレーとは関係ない場面で背中をつねったり、殴打したりなどの暴力行為を繰り返していたことがゴー・アヘッド・イーグルス戦のようにカメラに捉えられており、現地でも批判されていた。

 記事では、主審はゴー・アヘッド・イーグルスに対してフリーキックを与えていたものの、フースに対してはカードは提示されておらず、VARによるチェックも行われなかったと指摘している。

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