FIFAワールドカップ2026の組み合わせ抽選会が現地時間5日に行われ、日本代表はオランダ、チュニジア、そして欧州プレーオフB勝者(ウクライナ、スウェーデン、ポーランド、アルバニア)と同組のグループFに入った。一番厳しい組との見方もあるが、メジャーリーグサッカー公式サイトは米国代表の組こそ最も厳しいと9日に報じている。
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サッカー日本代表、厳しい戦いになる可能性も?
抽選の結果、当初恐れられていた“死の組”と呼べるようなグループは存在せず、前回大会のように優勝候補が密集する組は避けられた。
また、出場国が従来の32カ国から48カ国に増えたことにより、今大会では3位でも突破できるチャンスがある。
同メディアはポット1の12カ国(メキシコ、カナダ、米国の開催国。FIFAランキング1位から9位のチーム)を念頭に置き、最も勝ち残りやすいチーム(12位)から最も勝ち残りにくいチーム(1位)まで順位付けした。
スペインは12位で、ウルグアイ、サウジアラビア、カーボベルデのグループHは、比較的楽なグループだと同メディアは捉えている。
同メディアは「この分析から言える大事なポイントは、ほぼ確実に勝ち点3を取れると感じられる相手が、少なくとも1チームは同じグループにいて欲しいということだ。
スペインとウルグアイは、そのほぼ確実な相手が、2チームもいるグループに入れた幸運な国と言える」と評価した。
開催国メキシコは6位で、韓国、南アフリカ、欧州プレーオフDの勝者(デンマーク、チェコ、北マケドニア、アイルランド)のグループAについて「もしデンマークが調子を上げてプレーオフを突破すれば、FIFAランキング21位のチームが加わることになる。
そうなると、組内ランキング1位のメキシコから3番目に高い韓国まで、わずか7つの順位差しかないことになる。
このグループのどのチームも3位を狙う現実的な可能性はあるが、南アフリカは間違いなく、いくつかのチームを非常に不安にさせる存在になるだろう」と見ている。
オランダは5位で、日本、チュニジア、欧州プレーオフBの勝者(ウクライナ、ポーランド、スウェーデン、アルバニア)のグループFを「オランダが苦戦を強いられる可能性があり、楽に勝てる相手は一つも無い。
場合によっては、FIFAランキング40位を超えるチームが含まれない2組のうちの一つになり得る」とした。
そして、開催国米国は1位で、オーストラリア、パラグアイ、欧州プレーオフCの勝者(トルコ、スロバキア、ルーマニア、コソボ)のグループDに関して「誤解しないでほしい。
悲観的な見方をしたり、警鐘を鳴らしたり、言い訳を探したりしているわけではない。
ただ、このグループは本当に厄介なほど実力が拮抗している。
特にトルコ(FIFAランキング25位)が入ってくればなおさらだ。
この組は、全チームがFIFAランキング40位以下という、わずか2つしかないグループの一つになる可能性がある。
つまり、楽な相手もいなければ、確実に勝てる試合も存在しないということだ。
それでも一切言い訳はできない。
米国代表は突破を当然の目標として臨むべきだ」と伝えている。
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