モロッコ代表【写真：Getty Images】

　FIFAアラブカップ カタール2025のグループD最終節が10日に行われた。この結果、アラブカップの決勝トーナメントに進出する8チームが確定している。
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アラブカップのベスト8が出揃う

　グループDの最終節では、バーレーン代表とスーダン代表が対戦し、バーレーンが3-1で勝利した。また、アルジェリア代表とイラク代表の試合は、アルジェリアが2-0で制している。

　この結果、2勝1分でアルジェリアがグループD首位通過を決めた。また、イラクはアルジェリアに敗れたものの2勝1敗で2位となり、決勝トーナメント進出を確定している。

　バーレーンは1勝2分で3位、スーダンは1分2敗で4位だった。

　また、W杯でサッカー日本代表と同組のチュニジア代表は、グループA開幕節のシリア代表との試合を0-1で落とすと、第2節のパレスチナ代表戦は2-2の引き分け、最終節のカタール代表戦は3-0で勝利したものの、3位でアラブカップ敗退が決まっている。

　そのため、グループAは、1勝2分で首位のパレスチナ代表、1勝2分も得失点差で2位となったシリア代表が決勝トーナメント進出を確定した。

　グループBは、最終節でともに無敗のモロッコ代表とサウジアラビア代表が激突。モロッコが1-0で勝利し、グループ首位突破を決めている。

　サウジアラビアは、モロッコに敗れてしまったものの、2勝1敗で2位となりラウンド8入りを決めた。3位は1勝1分1敗でオマーン代表、4位は全敗のコモロ代表という結果に終わっている。

　グループCでは、全勝のヨルダン代表と1勝1分1敗で2位のUAE代表が決勝トーナメントに進出を決めた。

　一方で、エジプト代表は2分1敗で3位、クウェート代表は1分2敗でグループCの最下位となっている。

　なお、ラウンド8の組み合わせは、モロッコ対シリア、パレスチナ対サウジアラビア、ヨルダン対イラク、アルジェリア対UAEとなり、11日にカタール各地で行われる。