サンフレッチェ広島は10日、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)リーグステージ第6節で上海申花をホームに迎え、1-0の勝利を収めた。この試合では、荒木隼人が決勝弾をマーク。なかなか決め切れずにいた中で生まれた、見事な一発だった。
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荒木隼人が決勝弾
年内最後の試合、そしてミヒャエル・スキッベ監督のラストマッチとなった一戦で、広島は上海申花と対戦した。
ホームチームは、序盤から押し気味に試合を進めていたものの、得点を奪えずに終盤へ。
引き分けが頭をよぎり始めた時間帯に、広島が誇るエアバトラーが貴重な先制点を決める。
78分、新井直人の左からのCKをファーサイドでマークを振り切った荒木が頭で叩き込み、ゴールネットを揺らした。
新井の質の高いボールに加え、荒木が勝負所で強さを見せつけた圧巻の得点だった。
このゴールが決勝点となり、勝点「3」を積み上げた広島は、スキッベ監督のラストマッチを白星で飾った。
なお、広島はACLEの6試合を終えて、3位に位置している。
