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放出候補!? プレミアリーグ、今冬に移籍しそうなビッグネーム5人。昨季のリーグMVP、若きイングランドの新星も?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images


プレミアリーグ、今冬に移籍しそうなビッグネーム【写真:Getty Images】



 競争力の激しいプレミアリーグが間もなく前半戦を終えようとしている。多くのクラブが勝負の後半戦に向けてスカッドを整理し、ギアを上げることを模索していると予想される中で、1月にも新たに活躍の場を求める可能性が高いビッグネームは誰なのか。今回は、冬の移籍市場で移籍する可能性の高い選手を紹介する。※データは『transfermarkt』を参照。成績は12月12日時点[4/5ページ]
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MF:コビー・メイヌー(イングランド代表)

マンチェスター・ユナイテッドのコビー・メイヌ―
マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表MFコビー・メイヌー【写真:Getty Images】

生年月日:2005年4月19日
所属クラブ:マンチェスター・ユナイテッド
25/26リーグ戦成績:10試合0得点0アシスト


 コビー・メイヌーは2シーズン前にセンセーショナルな存在として注目を集めていた。

 当時マンチェスター・ユナイテッドを率いていたエリック・テン・ハフ監督によってレギュラーに抜擢されると、2024年夏に行われたユーロ2024(欧州選手権)ではイングランド代表として6試合に出場。大会途中からはレギュラーに定着し、決勝進出に大きく貢献していた。

 しかし、昨年11月にルベン・アモリムが新監督に就任すると、怪我の影響もあって、その立場はテン・ハフ前体制との比較では絶対的なものではなくなっている。

 特に今シーズンは怪我での離脱が1試合のみであるにも関わらず、プレミアリーグでの先発出場の機会が一度もない。リーグ戦では183分間の出場に留まっており、序列が大きく下がっている。

 その理由の一つが[3-4-2-1]のシステムにおいて、メイヌーが得意としているポジションが少ないことが挙げられる。

 彼とポジションが被るのが、チームの絶対的な司令塔であるブルーノ・フェルナンデスであり、このポルトガル代表MFは怪我が少ないことから、メイヌーが実力でレギュラーを奪わない限りは出場機会の増加が見込めない。

 昨季まではツーシャドーの一角での起用もあったが、メイソン・マウントの復活やマテウス・クーニャ、ブライアン・エンベウモらの加入によって選手層が厚みを増している。



 これだけプレータイムが減少すれば移籍の噂が出るのは必然的な流れだろう。

 クラブとしては重宝したいアカデミー産の期待の星ではあるが、現在のチームに当てはめることは難しく、決断が迫られるかもしれない。

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