FIFAワールドカップ最年少出場デビューの選手たち【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ(W杯)では、毎大会のようにニュースターが誕生している。特に10代の選手には多くの注目が集まり、これまでも多くの神童がW杯をキッカケに大ブレイクを果たしていた。今回は、日本代表が初出場した1998年大会以降で最も若くしてW杯のピッチに立った選手をランキング形式で紹介する。[2/5ページ]
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4位:バーソロミュー・オグベチェ(元ナイジェリア代表)

ナイジェリア代表FWバーソロミュー・オグベチェ【写真:Getty Images】
生年月日:1984年10月1日
W杯初出場:2002年6月2日(対アルゼンチン代表)
当時の年齢:17歳8ヶ月2日
代表通算成績:11試合3得点0アシスト
4位には、“消えた逸材”としても有名な元ナイジェリア代表FWバーソロミュー・オグベチェがランクインした。
1999年にパリ・サンジェルマンのアカデミーに加入したストライカーは、2011/12シーズンにトップチームデビューを飾った。
2001年11月に行われたナント戦で初ゴールを記録し、17歳と1ヶ月25日というクラブ史上最年少得点記録を更新した。
この記録は、2023年2月にウォーレン・ザイール=エメリが16歳10ヶ月24日に更新するまで保持していた。
鮮烈なデビューを飾ったオグベチェは、2002年3月に代表デビュー。同年6月に開幕したFIFAワールドカップ(W杯)日韓大会に向けたナイジェリア代表にも選出された。
開幕戦のアルゼンチン戦で当時17歳8ヶ月2日ながらもスタメンに抜擢され、続くスウェーデン代表戦でも先発出場。
ゴールを決めることはできなかったが、W杯という大舞台での大抜擢が彼の知名度を高めるキッカケとなった。
その後は選手として伸び悩んでしまったが、2018年に移籍したインド・スーパーリーグで記録的なペースで得点を重ねる。
キャリアの最後にもう一花を咲かせて2023年にユニフォームを脱いだ。