FIFAワールドカップ最年少出場デビューの選手たち【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ(W杯)では、毎大会のようにニュースターが誕生している。特に10代の選手には多くの注目が集まり、これまでも多くの神童がW杯をキッカケに大ブレイクを果たしていた。今回は、日本代表が初出場した1998年大会以降で最も若くしてW杯のピッチに立った選手をランキング形式で紹介する。[3/5ページ]
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3位:サロモン・オレンベ(元カメルーン代表)

カメルーン代表FWサロモン・オレンベ【写真:Getty Images】
生年月日:1980年12月8日
W杯初出場:1998年6月11日(対オーストリア代表)
当時の年齢:17歳6ヶ月3日
代表通算成績:60試合3得点2アシスト
3位には、小柄で俊敏なアタッカーとして名を馳せた元カメルーン代表FWサロモン・オレンベがランクインした。
若手選手の育成に定評のあるナントで1997/98シーズンにデビューを飾ると、プロデビュー間もない11月にカメルーン代表から初招集を受ける。
同月に行われたイングランド代表戦でA代表デビューを飾り、瞬く間に代表チームでも注目を集める存在となった。
シーズン終了時後に行われたFIFAワールドカップ(W杯)フランス大会でカメルーン代表のメンバー入りを果たし、開幕戦のオーストリア代表で途中出場。17歳6ヶ月3日でW杯の舞台に立った。
フランスW杯では第2節からスタメンに抜擢され、グループリーグ全3試合に出場した。
その後はナントで主力として活躍し、2000/01シーズンは中心選手としてクラブのリーグ・アン優勝に大きく貢献。
2001年夏には活躍の場を名門マルセイユに移し、続く日韓大会でも主力として3試合に出場した。
代表チームでは2000年と2002年にアフリカネイションズカップ優勝に貢献しており、通算60試合に出場して長らくカメルーン代表を牽引している。