FIFAワールドカップ最年少出場デビューの選手たち【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ(W杯)では、毎大会のようにニュースターが誕生している。特に10代の選手には多くの注目が集まり、これまでも多くの神童がW杯をキッカケに大ブレイクを果たしていた。今回は、日本代表が初出場した1998年大会以降で最も若くしてW杯のピッチに立った選手をランキング形式で紹介する。[4/5ページ]
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2位:フェミ・オパブンミ(元ナイジェリア代表)

ナイジェリア代表FWフェミ・オパブンミ【写真:Getty Images】
生年月日:1985年3月3日
W杯初出場:2002年6月12日(対イングランド代表)
当時の年齢:17歳3ヶ月9日
代表通算成績:5試合1得点0アシスト
2位には、早熟ウインガーとして知られる元ナイジェリア代表FWフェミ・オパブンミがランクインした。
2001年にU-17ワールドカップを制したナイジェリア代表の中心メンバーとして注目を集め、グループリーグ第2戦では藤本淳吾らが名を連ねていた田嶋幸三監督が率いるU-17日本代表相手にもゴールを記録。
大会を通して得点ランキング2位となる5ゴールを記録すると、2002年5月にA代表に初招集。デビュー戦となったケニア代表戦で初ゴールを記録した。
突如現れたナイジェリアの神童はFIFAワールドカップ(W杯)日韓大会のメンバーにも選出された。
2連敗に終わった開幕2試合は出番が訪れなかったが、第3節イングランド代表戦でスタメンに抜擢。17歳3ヶ月9日でW杯のピッチに立った。
その後、オパブンミは選手として伸び悩んでしまい、26歳の時に重度の緑内障が原因で現役を引退。
現在は右目が完全に失明しているそうで、健康上の理由でサッカーを続けることができなくなった。