フットボールチャンネル

史上最強の神童は? W杯最年少出場ランキング1~5位。サッカー日本代表戦でデビューした逸材や世界的スターも

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images
FIFAワールドカップ最年少デビュー

FIFAワールドカップ最年少出場デビューの選手たち【写真:Getty Images】



 FIFAワールドカップ(W杯)では、毎大会のようにニュースターが誕生している。特に10代の選手には多くの注目が集まり、これまでも多くの神童がW杯をキッカケに大ブレイクを果たしていた。今回は、日本代表が初出場した1998年大会以降で最も若くしてW杯のピッチに立った選手をランキング形式で紹介する。[5/5ページ]
——————————

1位:サミュエル・エトー(元カメルーン代表)

カメルーン代表FWサミュエル・エトー
カメルーン代表FWサミュエル・エトー【写真:Getty Images】

生年月日:1981年3月10日
W杯初出場:1998年6月17日(対イタリア代表)
当時の年齢:17歳3ヶ月7日
代表通算成績:113試合56得点7アシスト


 1位には、カメルーンの英雄であるサミュエル・エトーがランクインした。17歳3ヶ月7日でのワールドカップ初出場の記録は未だに破られていない。

 15歳11ヶ月11日でカメルーン代表デビューを飾ったエトーは、16歳でレアル・マドリード・カスティージャと契約する。

 1997/98シーズンはローン移籍先のレガネスでコンスタントに出場機会を得ると、シーズン終了後に行われたFIFAワールドカップ(W杯)フランス大会のカメルーン代表メンバーに選出された。

 開幕戦のオーストリア代表は出番がなかったが、第2節イタリア代表戦でFWパトリック・エムボマに代わって途中出場。

 1998年大会以降では最年少となる17歳3ヶ月7日でW杯のピッチに立った。

 その後のエトーの躍進は記憶に新しいだろう。

 バルセロナとインテルで数々のタイトルを獲得し、2005/06シーズンにはラ・リーガ得点王を獲得。通算4度もアフリカ最優秀選手賞に輝いた。

 ワールドカップには初出場の1998年大会と2002年大会、2010年大会、2014年大会と4大会に出場している。



 2002年の日韓大会のサウジアラビア代表戦でW杯初ゴールを記録すると、2010年の南アフリカ大会では2ゴールを記録。

 2014年大会の開幕戦のメキシコ代表戦にも出場し、同大会を最後にカメルーン代表からの引退と、スター選手らしくW杯とは多くの縁があった。

【著者プロフィール:編集部】
国内外のサッカーを専門に取材・執筆・企画する編集チーム。戦術分析、ニュース報道、コラム制作からデータリサーチまで、各分野のスペシャリストが在籍しており、欧州主要リーグ、サッカー日本代表、Jリーグはもちろん、女子サッカーや育成年代まで幅広いテーマをカバーする。現地取材で得たリアルや、データを活用したユニークなコンテンツなど、読者に“今、本当に知るべきサッカー情報”を届けることを使命とし、読者に寄り添い、サッカーをより深く、より立体的に楽しめるコンテンツづくりを目指している。
Xアカウント:@foot_ch
インスタグラムアカウント:foot_ch

【関連記事】
【グループリーグ組み合わせ一覧】FIFAワールドカップ2026
【決勝トーナメント表】FIFAワールドカップ2026 組み合わせ一覧
FIFAワールドカップ2026の試合日程は? 結果・会場・キックオフ時間・放送予定・視聴方法の一覧

【了】
1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!