RCDマジョルカは現地時間16日、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)3回戦でデポルティーボ・ラ・コルーニャ(2部)と対戦し、0-1で敗れた。試合後、ハゴバ・アラサテ監督が、今季初のフル出場を果たした浅野拓磨について言及した。スペインメディア『futbolfantasy』が、同日に伝えている。
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浅野拓磨が今季初のフル出場
リーグ戦では終盤からの出場が続いていた浅野は、カップ戦では2試合連続でスタメン出場。
開幕まで半年となったFIFAワールドカップ(W杯)26のメンバー入りを目指す31歳は、前半の15分間で3度の決定機を迎えたが、決めきれず。
序盤の決定機を仕留め切れなかったことが最後まで尾を引き、85分の失点でマジョルカは0-1で敗れた。
今季初のフル出場を果たした浅野だったが、結果を残すことができなかった。
アラサテ監督は、浅野について「動き自体は非常に良い。あとはゴールだけだと思っている」とコメントし、こう続けた。
「攻撃の選手にとって、得点は自信をもたらすものだ。
ソリア(2回戦CDヌマンシアの本拠地)の一戦でも、今日の試合でもチャンスは作れていたが、決め切ることができなかった。
それでも、60分以上プレーできたのはポジティブな材料だ。現状では、彼にはもう一段階上の自信が必要だが、その自信はゴールが自然と与えてくれるはずだ」
筋肉系のトラブルから復帰し、徐々に調子を上げているものの、ゴールが遠い浅野。
大一番での“一発”を持つ快速アタッカーは、サッカー日本代表復帰に向けて、そろそろゴールが欲しいところだ。
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