ドイツのバイエルン・ミュンヘン・フラウエンは現地時間17日、UEFA女子チャンピオンズリーグ(UWCL)リーグフェーズ第6節でノルウェーのヴォレレンガ・フォトバル・ディマーと対戦し、3-0の勝利を収めた。バイエルンに所属するなでしこジャパン(サッカー日本女子代表)MF谷川萌々子が先制ゴールを決めている。
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谷川萌々子が先制ゴール
UWCLは、男子のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)と同様に今季からリーグフェーズ方式を採用。
5位から12位に与えられるノックアウトステージプレーオフ(PO)圏内の6位で最終節を迎えたバイエルンは、4位以内に与えられる準々決勝進出(PO免除)の権利を獲得するには、勝利が欲しい状況だった。
そんな中、先発した谷川が試合開始2分に先制点を叩き込む。
ヨバナ・ダムンヤノビッチのシュートのこぼれ球を拾ったフランツィスカ・ケットがペナルティエリア右からマイナスのパスを送る。
これを受けた谷川が左足のシュートを放ち、ゴール左に吸い込まれた。
利き足とは逆の左足で精度抜群のダイレクトシュートを突き刺した。
これで谷川は今季公式戦のゴール数を「7」とした。
続く11分にはドリブルで持ち運んだDFスティーン・バリサガーがミドルシュートで追加点を奪い、58分にペルニレ・ハーダーがクロスに頭で合わせてチームに3点目をもたらした。
試合はこのまま終了し、バイエルンが3-0で勝利。
4位のユベントスがマンチェスター・ユナイテッドWFCに0-1の敗戦、5位のレアル・マドリード・フェメニーノがトゥウエンテと1-1のドローに終わったため、バイエルンが4位に入り、逆転で準々決勝へのストレートインが決定した。
