モロッコ代表【写真:Getty Images】
FIFAアラブカップ カタール2025の決勝戦、ヨルダン代表対モロッコ代表の試合が現地時間18日に行われ、モロッコが3-2で勝利した。この試合では、モロッコ代表FWウサマ・タンナーヌがピッチ中央から超長距離弾を決めて、チームを勝利に導いている。
——————————
モロッコ代表FWがスーパーゴール
準決勝ではUAE代表を3-0で撃破したモロッコ。一方で、ヨルダンはサウジアラビア代表を1-0で下し、決勝進出を決めた。
4分、モロッコが衝撃的なゴールで先制に成功する。
ピッチ中央で味方からのパスを受けたウサマ・タンナーヌは、ゴールからかなり距離のある位置にも関わらず豪快に左足を振り抜いた。
前に出ていたヨルダンのGKは、ハーフウェイライン手前からの一撃に対して慌てて下がったものの、止めることができずにボールはネットに吸い込まれている。
その後、48分、68分とヨルダンが立て続けに得点を記録し、モロッコが追いかける展開となった。
追い詰められたモロッコだったが、87分に同点とすると、試合は延長戦に突入した。
結局、100分にセットプレーの流れから、モロッコが試合を決定づけるゴールを決めて、3-2でヨルダンを下している。
この結果、モロッコがアラブカップ優勝を決めた。