EAFFU-15 Championship 2025の第1節が行われ、U-15サッカー日本代表はU-15中国代表に3-0で勝利した。中国メディア「SOHU」は18日に、日本に敗北したU-15中国代表チームについて報じている。
——————————
U-15日本代表に完敗の中国
中国代表【写真:Getty Images】
18日に中国の福建省で開幕したEAFFU-15 Championship 2025。
中国戦では、34分に先制点を記録すると、50分にも日本が追加点を決める。直後の55分には、鹿島アントラーズジュニアユースの磯部怜夢がダメ押しとなる3点目をゲットし、3-0で中国を下した。
同メディアは、「日本のサッカーは技術を重視している。中国サッカーが追いつくためには10年の努力が必要だ」と前置きし、次のように述べている。
「著名な解説者は、日本は総合的な技術レベル、パスとボールコントロール能力、特に選手間の連携において明らかに優位に立っていたと指摘した。
守備でも攻撃でも、日本は高い相乗効果を発揮し、少人数のグループで効果的に連携している。一人の選手が複数のポジションを移動する戦術的なリズムは、中国を数的不利の劣勢に追い込むという困難な状況に何度も陥らせた」
また、「近年の日本サッカーの台頭は、東アジアサッカーを技術重視の道へと導いている」と述べた上で、「中国サッカーは、この差を理解し、ライバルとの差を徐々に縮め、追いつくよう努力する必要がある。
単なる短期的な目標ではなく、長期的な視点が重要だ」と、日本との差を埋めるために重要なポイントを指摘した。
さらに、「技術的に優れた若手選手の育成には10年以上かかることもある。このプロセスの困難さは、ほとんどの人には理解できない。
中国がアジアで競争力を徐々に取り戻すには、技術、戦術、そして心理面における継続的な積み重ねが不可欠だ」と、今後の中国サッカーに必要なことを強調している。
中国に勝利した日本は、20日にU-15香港代表、22日にU-15韓国代表と対戦する予定だ。
サッカー日本代表のX公式アカウントでは、中国に勝利したU-15日本代表チームの様子を公開している。