フライブルクMF鈴木唯人【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガ第15節、VfLヴォルフスブルク対フライブルクの試合が現地時間20日に行われ、フライブルクが4-3で勝利した。この試合に先発出場したサッカー日本代表MF鈴木唯人は、圧巻のドリブル突破から先制点の起点になるなど、チームの勝利に貢献している。
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フライブルクMF鈴木唯人が先制点をお膳立て
直近2試合で勝利のないフライブルクが、ヴォルフスブルクのホームに乗り込んだ一戦。
フライブルクを率いるユリアン・シュスター監督は、DFマティアス・ギンター、MFフィリップ・トロイ、鈴木唯人らを先発に起用した。
4分、鈴木が先制点を演出する。
左サイドでボールを持った鈴木は、ドリブルで中央に切り込むと、相手DF3人に囲まれながらもゴール前にクロスを送った。このボールは相手に当たってしまうも、トロイがこぼれ球をボレーで叩き込み、貴重な先制ゴールを決めている。
キレキレのカットイン、そして相手に寄せられながらもクロスを送った鈴木の見事なプレーだった。
その後、13分、49分に失点してしまったフライブルクだったが、56分にPKで同点とした。
69分には、ヴォルフスブルクFWジェナン・ペイチノヴィッチに3点目を決められてしまうも、71分にオウンゴールで試合を振り出しに戻す。
最後は、78分に角度のない難しい位置からFWデリー・シェアハントが勝ち越しゴールを決めて、フライブルクが4-3で打ち合いを制した。