サウサンプトン対コヴェントリー・シティ【写真:Getty Images】
イングランド・チャンピオンシップ(イングランド2部)第22節、サウサンプトン対コヴェントリー・シティの試合が現地時間20日に行われ、1-1の引き分けに終わった。英メディア『talkSPORT』は同日に、コヴェントリーを率いるフランク・ランパード監督のジェスチャーがきっかけとなり、試合直後に乱闘騒ぎが発生したことを伝えている。
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ランパード監督のジェスチャーをきっかけに両チーム入り乱れる乱闘騒ぎ
44分に先制したコヴェントリーだったが、47分にDFジェイ・ダシルヴァが退場となってしまう。
56分には同点ゴールを決められてしまったものの、コヴェントリーは1人少ない状況でも追加点を許さずに1-1で貴重な勝ち点「1」を手にした。
現地で話題となっているのは、試合直後にランパード監督がスタンドに向かって親指を立てるジェスチャーをしたシーンだ。
同メディアは、「フランク・ランパードの挑発的なジェスチャーによって乱闘に発展。
ホームのサポーターに向かって皮肉を込めたジェスチャーをした際に、サウサンプトンの選手たちから詰め寄られた」と、指揮官のジェスチャーがきっかけに乱闘騒ぎに発展したことを指摘している。
ランパード監督がジェスチャーをした直後、MFレオ・シエンツァはすぐに指揮官に詰め寄っていた。
また、背後から近づいてきたDFウェリントンはコヴェントリーのスタッフに突き飛ばされてしまい、ヒートアップした両チームの選手とスタッフが入り乱れる事態に発展している。
記事では、「両クラブの選手がピッチ上で激しい口論を繰り広げるなど、緊張が高まった。
その後のインタビューでランパードは、サウサンプトンのファンに対するジェスチャーは、ある悪口がきっかけだったと示唆した」と、ホームチームのサポーターの野次が原因だったことを明かしている。