U-18日本代表は20日、SBSカップ国際ユースサッカー2025第3節でU-18オーストラリア代表と対戦し、2-0で快勝した。この試合で、追加点を決めたのがFW新川志音(サガン鳥栖)。その得点は、チームとして崩し切って奪った、見事な得点だった。
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佐野航大の圧巻プレー
初戦で静岡ユースを3-0で下し、第2節のU-18スペイン代表戦では、2-4で敗れた若き日本代表。
第3節ではオーストラリア対戦した山口智監督率いるチームは、40分ハーフの29分にアビスパ福岡内定の福島和毅(神村学園高)のゴールで先制に成功する。
そして、後半8分には追加点を奪う。
左サイドでボールを持った木實快斗(ギラヴァンツ北九州)が得意の左足で一発のサイドチェンジ。
これを受けた中積爲(ガンバ大阪ユース)がパス交換からインスイングでクロスを送る。
ゴール前でフリーになっていた徳田誉(鹿島アントラーズ)が完璧なトラップで収めると、新川にプレゼントパス。これを冷静に流し込み、日本に追加点が生まれた。
木實のサイドチェンジからオーストラリア守備陣を横に揺さぶり、見事にこじ開けた一発だった。
このゴールでリードを広げた日本は、2-0でオーストラリアを下した。
