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獲得を後悔…。プレミアリーグ、今季のガッカリ新戦力5人。このままだと大失敗補強…期待を裏切るのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

プレミアリーグ、今季のガッカリ新戦力5人【写真:Getty Images】



 移籍市場で大金が動くプレミアリーグは、毎シーズンのように期待の新戦力がチームに加わっている。しかし、必ずしも成功するとは限らず、期待に応えるような選手もいれば、適応に苦しむ選手もいる。今回は、およそ半分の試合を消化した2025/26シーズンのプレミアリーグで適応に苦しんでいる新戦力を紹介する。(成績は2025年12月21日時点。データは『transfermarkt』を参照)[1/5ページ]
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FW:アレクサンデル・イサク

リヴァプールFWアレクサンデル・イサク
リヴァプールFWアレクサンデル・イサク【写真:Getty Images】

生年月日:1999年9月21日
所属クラブ:リヴァプール
移籍金:1億4500万ユーロ(約246.5億円)
25/26リーグ戦成績:10試合2得点1アシスト


 今夏にリヴァプールがプレミアリーグ史上最高額となる1億4500万ユーロ(約246.5億円)の移籍金で獲得したアレクサンデル・イサクは、本領を発揮することができていない。

 その理由はいくつか考えられる。

 第一に、前所属のニューカッスル・ユナイテッドから強硬的な姿勢で移籍しようとしたことでプレシーズンに参加しておらず、加入当初はコンディションが万全ではなかった。

 そういった彼自身の問題に加えて、ニューカッスルとリヴァプールのサッカーの違いが活躍の場が限られている理由だと考えられる。

 ニューカッスルはストライカー頂点のサッカーを展開していたが、リヴァプールは両WGがよりゴールに近いポジションをとる。

 これはユルゲン・クロップ前政権から続くもので、モハメド・サラーとサディオ・マネが同時にプレミアリーグ得点王に輝いた時は、ロベルト・フィルミーノという周りを使うことに長けた9番がいた。

 一方、今夏に加入したウーゴ・エキティケは周囲との連係が上手い選手ではある。

 だが、イサクの場合は最後のフィニッシュで強さを発揮するタイプのストライカーであり、プレースタイルの違いが適応に時間がかかった最大の理由だろう。

 直近のプレミアリーグ第17節ではコーディ・ガクポとサラーが不在だったこともあり、イサク自身としてはプレーしやすい環境に。



 後半開始と同時に途中出場すると、56分にフロリアン・ヴィルツからのラストパスを左足でゴールに流し込んだ。

 しかし、その際にトッテナム・ホットスパーDFミッキー・ファン・デ・フェンと交錯して負傷交代。怪我のグレードによっては長期離脱の可能性もあるそうだ。

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