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獲得を後悔…。プレミアリーグ、今季のガッカリ新戦力5人。このままだと大失敗補強…期待を裏切るのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

プレミアリーグ、今季のガッカリ新戦力5人【写真:Getty Images】



 移籍市場で大金が動くプレミアリーグは、毎シーズンのように期待の新戦力がチームに加わっている。しかし、必ずしも成功するとは限らず、期待に応えるような選手もいれば、適応に苦しむ選手もいる。今回は、およそ半分の試合を消化した2025/26シーズンのプレミアリーグで適応に苦しんでいる新戦力を紹介する。(成績は2025年12月21日時点。データは『transfermarkt』を参照)[3/5ページ]

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FW:ベンジャミン・シェシュコ

マンチェスター・ユナイテッドFWベンヤミン・シェシュコ

マンチェスター・ユナイテッドFWベンヤミン・シェシュコ【写真:Getty Images】

生年月日:2003年5月31日
所属クラブ:マンチェスター・ユナイテッド
移籍金:7650万ユーロ(約130億円)
25/26リーグ戦成績:13試合2得点1アシスト


 マンチェスター・ユナイテッドは、昨シーズンにプレミアリーグで15位、UEFAヨーロッパリーグ(EL)で準優勝に終わり、欧州カップ戦出場権を逃した。

 低調な成績に終わった理由の1つが絶対的なストライカーの不在だ。

 昨季のリーグ戦では、得点を期待されたラスムス・ホイルンドが4ゴール、ジョシュア・ザークツィーは3ゴールに終わり、チームとしてプレミアリーグで2桁ゴールを達成した選手は誰もいなかった。

 この課題を解決するために獲得したのがスロベニア代表FWベンジャミン・シェシュコである。

 しかし、ここまでは12試合で2得点に留まっており、現状ではストライカー問題を解決するには至っていない。

 彼はRBライプツィヒ時代からプレーに雑な一面があり、ボールタッチが大きくなることや簡単なロストが多い。

 現状ではプレーの幅が狭く、ポストプレーやカウンターも伸びしろを残しており、活躍できる場が限られている。



 身体能力を活かした高い跳躍力は間違いないが、空中戦勝率は45%と自らの能力を活かし切れていない。

 チームとして彼のポテンシャルを底上げするような戦い方を見つけることができなければ、ホイルンドやザークツィーの二の舞になるだろう。

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