エールディヴィジ第17節が20日に行われ、NECナイメヘンはアヤックスとホームで対戦し、2-2で引き分けた。クラブ専門メディア『ForzaNEC』は22日、この試合で30分以上プレーしたNECの選手を評価。佐野航大にチーム最高得点をつけている。
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佐野航大が高評価
4位NECと3位アヤックスの上位対決。
ホームチームは、佐野とサッカー日本代表FW小川航基がスタメン入りし、塩貝健人がベンチスタートなった。
一方のアヤックスは、日本代表DF板倉滉が先発メンバーに名を連ねた。
開始早々3分、NECが先手を奪う。
左サイドを駆け上がってゴール前に供給した佐野のクロスを小川が頭で合わせたが、GKに阻まれてしまう。
それでもこぼれ球を元浦和レッズのFWリンセンが粘り強く押し込んで、先制ゴールが生まれた。
その後、前半の内に試合をひっくり返されたホームチームだったが、後半立ち上がりにサミ・ウィッサのゴールで同点に。
59分には同点弾を挙げたサミ・ウィッサが退場処分を受けたものの、このまま2-2で試合終了。上位対決は引き分けに終わった。
佐野はフル出場し、小川は塩貝と交代する63分までプレー。アヤックスの板倉はフル出場した。
同メディアは、この日も存在感を放った佐野にチーム最高点となる「8点」をつけた。
寸評では「アヤックス戦でも、佐野のプレーは見ていて実に心地よかった。細かいタッチのドリブルと質の高いパスで、アヤックスとのドローに大きく貢献。
PSVがこの実力者に興味を示しているのも、当然と言えるだろう」と絶賛した。
一方で、無得点に終わった小川には「5.5点」を与え、こう記した。
「小川にとっては、決して出来の良い試合ではなかった。
NECの慎重な戦い方の影響で下がってプレーする場面が多く、前線に張り続けることができなかった。
この役割は日本人FWにとってやや不向きではあるが、決して悪いパフォーマンスではなかった」
NECの次節は来年1月9日、ホームにユトレヒトを迎える。
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