リバプールに所属する32歳の日本代表MF遠藤航は、少なくとも2026年1月中旬まで欠場することになりそうだ。その間に18歳のイングランド人MFトレイ・ナイオニが台頭する可能性があると、英メディア『ディスイズ・アンフィールド』が21日に報じている。
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遠藤航、復帰は来月以降か
遠藤は現地時間6日に行われたプレミアリーグ第15節のリーズ・ユナイテッド戦でベンチ入りすると、1点リードで迎えた83分にコーディ・ガクポとの交代で途中出場を果たした。
久しぶりに7分ほどプレーしたが、足首を痛めたため、試合後に松葉杖をつく姿が目撃されている。
今季は公式戦8試合しか出場できていないが、EFLカップ(カラバオカップ)などプレミアリーグ以外では、先発起用される試合もあった。
それを踏まえ、同メディアは「アルネ・スロット監督の遠藤の起用法には、一部のリバプールファンから不満の声も上がっている。
遠藤が持つ経験は、これまで重要な局面で生きてきた。
しかし、今季のプレミアリーグでの出場時間は、途中出場5試合でわずか44分にとどまっており、指揮官がアンフィールドでの将来像を描いていないことを示唆している。
遠藤は2027年まで契約を残しており、来夏に退団するかどうかは現時点では不明。
だが、今回の離脱によって、年末年始の過密日程の中でナイオニにチャンスが巡ってくる可能性もありそうだ」との見解を示している。
ナイオニは前節のトッテナム戦でプレミアリーグデビューを果たし、新たな一歩を踏み出していた。
遠藤ら怪我人が戻ってくるまでの間、ナイオニが出場機会を得て、成長するかもしれない。
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