クリスタル・パレスに所属する29歳の日本代表MF鎌田大地が、来年3月上旬まで離脱することになるかもしれない。英紙『ニュース・ショッパー』がC・パレスに対し、過密日程を甘く見過ぎていたと、22日に指摘している。
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鎌田大地、負傷で3月上旬まで離脱か
現地時間14日にプレミアリーグ第16節のマンチェスター・シティ戦が行われ、先発出場した鎌田は67分に足を痛めた事で座り込み、そのままウィル・ヒューズと途中交代した。
足を伸ばしすぎてしまい、ハムストリングが限界まで引き伸ばされたことが原因とされている。
この怪我により、C・パレスを率いるオリヴァー・グラスナー監督は、少なくとも8~10週間の離脱が見込まれることを明かした。
序盤とは打って変わって、徐々にC・パレスに暗雲が立ち込めている。
C・パレスは19戦無敗という好調ぶりを発揮していたが、エバートン戦の敗戦以降、調子が大きく崩れた。
プレミアリーグ11試合で5敗して順位を落とし、首位とは勝ち点13差、降格圏とも勝ち点13差という位置にいる。
それを踏まえ、同メディアは「こうなることは予想されていた。
チームは人数、質、適性のいずれにおいても十分とは言えない。
守備の安定感を失った今、前線での得点力不足が致命的になっている。
負傷者はいるが、特別に多いわけではない。
最大で69試合にも及ぶ可能性のあるシーズンを考えれば、ほぼ平均的だ。
シャディ・リアドとシェイク・ドゥクレは昨季からの長期離脱者で、鎌田は3月上旬まで戻れない可能性があり、ダニエル・ムニョスもまだ数週間を要する。
イスマイラ・サールはAFCON(アフリカ選手権)に参加中だが、これはシーズン前から分かっていたことだ」と主張。
続けて「試合数が増える中で、選択肢とローテーションの不足が、確実にツケとして回ってきている」との見解を示している。
2024/25シーズンにクラブ史上初のFAカップ優勝を成し遂げ、それによってUEFA主催大会にも出場することになったが、その結果生じる過密日程に備えることができていなかったのかもしれない。
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