
MLS 最新市場価値ランキング【写真:Getty Images】
近年、欧州で活躍していたスーパースターが、MLS(メジャー・リーグ・サッカー)の舞台に身を移し、盛り上がりを見せている。その中には、若手からベテラン選手、レジェンドと呼ばれる選手も存在する。そこで今回は、MLSで活躍する一流選手たちの市場価値をランキング形式で紹介する。※成績、市場価値は23日時点の『transfermarkt』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。[1/5ページ]
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4位:リオネル・メッシ(アルゼンチン代表)

インテル・マイアミCFのリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
生年月日:1987年6月24日(38歳)
所属クラブ:インテル・マイアミCF
2025年リーグ戦成績:28試合29得点16アシスト
市場価値:1500万ユーロ(約26億円)
現在、サッカー界のトップであろうリオネル・メッシが、1500万ユーロ(約26億円)という金額で、4位にランクインしている。
ただ、他の38歳以上の選手と比べると高水準であり、メッシは依然として“別次元な存在”である。
1987年生まれの選手の中で、トップの金額を記録し、推定600万ユーロ(約10億円)で2位のカリム・ベンゼマと大きく離れていることが、何よりの証拠だ。
間もなく40歳を迎えるメッシだが、今季も常に結果を残し続けていた。
2025年シーズンのMLS(メジャー・リーグ・サッカー)で、28試合に出場し、29得点16アシストを記録する。
クラブ初の優勝が懸かったMLSカッププレーオフでも、6試合6得点7アシストをマーク。決勝では、2得点を演出し、タイトル獲得に貢献した。
また、MLSとMLSカッププレーオフで出場した34試合のうち、12試合が複数得点を決めている。
それに加えて、7月には5試合連続で複数得点を記録。5月29日の試合から2ゴールを奪い続けたメッシは、MLSの記録を塗り替えた。
成績からもやはり、異次元であることがわかるメッシは、2年連続となるリーグMVPを受賞している。
そんなメッシは、来年6月にFIFAワールドカップ(W杯)を控えている。
前回大会で“神の子”から“神”になり、世界王者として挑むW杯北中米大会では、アルジェリア代表、オーストリア代表、ヨルダン代表と同組に。
比較的他のグループよりレベルが高くないようにも見えるが、前回大会の初戦のような結果になる可能性があるため、決して油断はできないだろう。
ただ、メッシは2022年W杯カタール大会で、グループリーグ第3節のポーランド戦以外全て得点をマークしている。
2026年W杯北中米大会中に、39歳を迎えるメッシ。来年の市場価値が、増加するのか減少するのかは、W杯の結果次第といっても過言ではないだろう。