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プロでは通用せず…。消えた高校サッカーの元スーパースター10人。日本サッカーの中心になるはずだった才能たち【Part2】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

プロで消えた高校サッカーの元スーパースター10人
プロで消えた高校サッカーの元スーパースターたち【写真:Getty Images】



 第104回全国高等学校サッカー選手権大会が開催されている。過去の大会では多くのスターが誕生した。その後、プロとして華々しいキャリアを積む選手がいた一方で、パッとしなかった選手もいる。今回は、選手権でインパクトを残しながらも、プロとして期待されたほどの活躍ができなかった選手をピックアップして紹介する。[3/5ページ]
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MF:林勇介(はやし・ゆうすけ)

林勇介
浦和レッズ時代の林勇介【写真:Getty Images】

生年月日:1990年1月23日
出身高校:盛岡商業高等学校(岩手)
主な在籍プロクラブ:浦和レッズ、ザスパ群馬、グルージャ盛岡



 林勇介は、盛岡商業高校で1年生からレギュラーとして活躍し、岩手県勢初の全国高校サッカー選手権大会優勝に貢献したMFだ。

 盛岡商業は、2006年度の選手権で決勝に進出。当時2年生の林は、1点ビハインドで迎えた後半にPKキッカーを任されたが、これを失敗してしまう。

 しかし、71分に同点弾を決めてチームを救うと、その後盛岡商業は逆転に成功し、悲願の初優勝を果たした。

 その林は、大会優秀選手にも選ばれ、チームの英雄となった。

 高校卒業後は浦和レッズに加入し、プロキャリアをスタートする。

 しかし、1年目は公式戦でベンチ入りできず、2年目の2009年5月、大宮アルディージャ戦で途中出場し、Jリーグデビューを果たすも、定位置を掴むには至らなかった。

 2011年には、ザスパ草津(現・ザスパ群馬)に移籍し、プレーの場を求めて奮闘。2013年からは、当時東北1部リーググルージャ盛岡に加入し、故郷である岩手のクラブのJFL昇格に貢献する。

 2017年の天皇杯2回戦では、古巣の浦和レッズと対戦。試合には敗れたものの、「恩返し弾」を決めて強い印象を残した。



 そんな林は、この年のシーズン終了後に現役引退を表明する。

 高卒ルーキーの出場機会の少なさと育成の難しさはたびたび議論になるが、林もその壁を越えられなかった選手と言えるかもしれない。

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