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一生の後悔!? 冬の移籍に失敗した欧州日本人選手10人。適応に苦しんだ実力者たち【Part1】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

大失敗!? 冬の移籍に失敗した日本人10人【Part1】適応に苦しんだ実力者たち
一生の後悔!? 冬の移籍に失敗した欧州日本人選手【写真:Getty Images】



 冬移籍の難しさは、実力だけでは覆せない“時間の壁”にある。たとえ国内で結果を出していても、途中加入ではトレーニング量も理解度も足りず、出番が限られることは珍しくない。ここでは、Jリーグ得点王として渡欧しながら、わずか半年で帰国を選んだ小森飛絢のケースから、その厳しさを浮き彫りにする。※データは『Transfermarkt』を参照。[2/5ページ]
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FW:小森飛絢(こもり・ひいろ)

浦和レッズFW小森飛絢
浦和レッズのFW小森飛絢【写真:Getty Images】

生年月日:2000年8月6日
移籍先:ジェフユナイテッド千葉→シント=トロイデン(ベルギー)
移籍日:2025年1月7日



 小森飛絢は、昨年冬に欧州挑戦の道を選んだが、半年で日本に戻ってきた。

 2023年に大卒ルーキーとしてジェフユナイテッド千葉に加入した小森は、プロ1年目からJ2で13ゴールを挙げ、翌2024年には23ゴールを記録して同リーグ得点王に輝いた。

 その活躍が評価され、シーズン終了後の2025年1月にベルギー1部のシント=トロイデンへ期限付き移籍で加入した。

 しかし、ベルギーでは出場5試合、総プレー時間わずか17分と出番は限られ、無得点に終わった。

 その結果、完全移籍は実現せず、夏に得点力に課題を抱えていた浦和レッズへの加入が決まり、日本で再出発を切った。

 浦和の入団会見では、「全てにおいてこのままでは駄目だと思い知らされました。また一からしっかり見直さないといけないと実感しました」(クラブ公式サイトより)と、欧州での苦悩を率直に語った。

 日本復帰後は好スタートを切り、デビューから5試合で4ゴールと結果を残したが、以降はコンディションの問題もあり、得点を伸ばすことはできなかった。

 そして2025年12月9日には肩関節脱臼の手術を受け、全治約5カ月と診断された。



 今年2月に開幕する明治安田J1百年構想リーグでは出遅れることが確実だ。

 しかし、欧州挑戦とその後の苦悩、日本での再出発など、多くの経験を積んだ小森は、今年を捲土重来の年にすることもできるはずだ。

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