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高校サッカーでは無双も…。プロ入り後に苦戦する現役選手5人。厳しい現実を突き付けられた男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

高校サッカーでは無双も…。プロ入り後に苦戦する現役選手
高校サッカーで無双もプロ入り後に苦戦する現役選手【写真:Getty Images】



“冬の風物詩”全国高校サッカー選手権大会では、これまで数多くのスター候補が活躍。大きな期待を背負ってプロ入りした選手も少なくない。しかし、大舞台で輝いた選手が、そのままプロで成功できるとは限らない。今回は、選手権で存在感を示しながらも、プロの世界で厳しい現実に直面している現役選手を5人取り上げる。[2/5ページ]
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MF:須藤直輝(すとう・なおき)


ツエーゲン金沢時代の須藤直輝【写真:Getty Images】

生年月日:2002年10月1日
所属クラブ:未定
出身高校:昌平



 2025年12月29日、鹿島アントラーズがクラブ公式サイト上で須藤直輝の契約満了による退団を発表した。

 高校時代に全国高校サッカー選手権大会で放った輝きを覚えているファンからすれば、あらためてプロの世界の厳しさを実感させられるニュースだったことだろう。

 2018年に進学した昌平高等学校で、須藤はまさしく“キング”だったと言える。

 1年時から“10番”を背負うと、2年時にはゲームキャプテンも担当。切れ味鋭いドリブルで相手守備を切り裂き、ここぞという場面でゴールネットを揺らすエースとして活躍した。

 選手権のハイライトは第98回大会だった。昌平は、準優勝した青森山田高校に2-3と惜敗したものの、同校史上初となるベスト8入りを果たす。

 須藤は躍進著しいチームを象徴するようなプレーで観客を沸かせ、一気にJクラブのスカウトの目を釘付けにしたのだった。

 2021シーズンには鳴り物入りで鹿島に加入。ツエーゲン金沢に期限付き移籍した2022シーズンを除くと、Jリーグ屈指の常勝軍団に計3シーズン在籍した。

 しかし、その3年間では公式戦わずか2試合の出場にとどまり、得点もアシストもなし。金沢でもゴールへの直接関与はなかった。



 2025シーズンに期限付き移籍で加入した高知ユナイテッドSCでは公式戦31試合1得点3アシストと結果を残したが、完全移籍移行にはつながらなかった。

 所属元の鹿島との契約が更新されなかったなか、須藤の2026年はどうなるのだろうか。選手権で旋風を巻き起こした昌平の絶対的エースは、キャリアの岐路に立たされている。

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