フットボールチャンネル

フォーカス 2日前

高校サッカーでは無双も…。プロ入り後に苦戦する現役選手5人。厳しい現実を突き付けられた男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

高校サッカーでは無双も…。プロ入り後に苦戦する現役選手
高校サッカーで無双もプロ入り後に苦戦する現役選手【写真:Getty Images】



“冬の風物詩”全国高校サッカー選手権大会では、これまで数多くのスター候補が活躍。大きな期待を背負ってプロ入りした選手も少なくない。しかし、大舞台で輝いた選手が、そのままプロで成功できるとは限らない。今回は、選手権で存在感を示しながらも、プロの世界で厳しい現実に直面している現役選手を5人取り上げる。[4/5ページ]
——————————

MF:大迫塁(おおさこ・るい)

大迫塁
いわきFC時代の大迫塁【写真:Getty Images】

生年月日:2004年10月13日
所属クラブ:セレッソ大阪
出身高校:神村学園



 長きに渡る全国高校サッカー選手権大会の歴史においても、大迫塁ほどの華がある選手はそう多くないだろう。

 高精度のキックで攻撃を操る稀代のゲームメーカーは、3年生で迎えた全国高校サッカー選手権で神村学園をベスト4に導く活躍を披露。

 その才能は早くからJリーグ各クラブのスカウトの目にとまり、2年時にはセレッソ大阪への加入内定が出ていたほどだ。

 しかし、時が流れ、2025シーズンに大迫がプレーしたのは明治安田J3リーグ。トップカテゴリーで活躍すると思われていた男は、かつての輝きを取り戻せずに苦しんでいる。

 高校時代、大迫は福田師王(現:カールスルーエSC)とともに神村学園の“超高校級コンビ”と称されていた。

 一度大迫がボールを持てば相手に奪われることはほとんどなく、鋭い縦パスや推進力のあるドリブルで局面を打開。高校サッカー界では反則級とも言える才能を備えていた。

 第101回大会、大迫を擁する神村学園は準々決勝で前回王者の青森山田高校を2-1で撃破する。

 選手権初優勝を飾ることになる岡山学芸館高校にPK戦(1-4)で屈して準決勝敗退となったものの、大迫のイマジネーション溢れるプレーは観客を大いに沸かせた。

 2023シーズンに晴れてセレッソの一員となった大迫だが、いきなりプロの世界の壁にぶつかってしまう。

 加入初年度は公式戦2試合に出場したのみで、得点もアシストもつかず。

 2024シーズンはいわきFC、2025シーズンはSC相模原に期限付き移籍するも、圧倒的な結果を残しているとは言い難い。



 とはいえ、今冬にはセレッソ復帰が決まっており、J1で輝くチャンスが舞い込んだ。

 今回は26/27シーズン前に特別なリーグ戦があり、若手にもある程度のチャンスが訪れることが予想される。それを活かすか否か。大迫にとって重要な1年が待っている。

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!