強豪校の条件は、サッカーの実績だけではない。伝統、部活動の層、進路実績――学校としての“総合力”が高いほど、全国の舞台でも存在感を放ちやすい。ここでは、偏差値59の伝統校として知られ、スポーツでも文化でも話題に事欠かない福井商業高等学校を取り上げる。[2/5ページ]
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19位:福井商業高等学校
偏差値:59
所在地:福井県福井市
全国高校サッカー選手権出場:2年連続3回目
福井商業高等学校は、2年連続3回目の高校サッカー選手権出場を果たした。
福井商は1908年創設の伝統校で、これまでに3万5000人を超える卒業生を輩出してきた。
偏差値は「59」で、福井県内の公立高校では中〜上位の学力レベルにあたる。学科は商業科、国際経済科、会計科、情報処理科、流通経済科の5つで、全校生徒は約900人にのぼる。
同校の公式サイトは直近5年の進路実績を紹介しており、名城大学、福井工業大学、中京大学といった地元や近隣の大学に加え、慶應義塾大学、立教大学、同志社大学、阪南大学など都市部の難関校への進学実績もある。
部活動も盛んで、野球部は春夏通算39回の甲子園出場を誇る強豪。東京ヤクルトスワローズの捕手・中村悠平をはじめ、数々のプロ選手を輩出している。
また、映画『チア☆ダン』のモデルとして知られるチアリーダー部は、昨年11月の第25回全日本チアダンス選手権大会決勝で見事1位となった。
サッカー部は前回の選手権の初戦で大津高等学校(熊本)に0−4で敗れ、悔しい思いを胸に再び選手権の舞台に戻ってきたが、今大会も1回戦で高川学園高等学校(山口)に0−3で敗れ、悲願の全国1勝はならなかった。
それでも、2年連続の選手権出場により、福井県のサッカー強豪校として存在感を示しており、今後のさらなる成長が期待される。

