「文武両道」を掲げる学校の中でも、長い歴史と全国級の実績を両立している存在は貴重だ。学習支援の手厚さと、強化部の環境が共存すれば、全国を狙えるチームが生まれる。中国地方屈指の伝統校・広島皆実高等学校は、その代表格と言える。[4/5ページ]
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17位:広島皆実高等学校
偏差値:59
所在地:広島県広島市
全国高校サッカー選手権出場:3大会ぶり18回目
中国地方屈指の文武両道校として知られるのが、広島皆実高等学校だ。
全国高校サッカー選手権には通算18回出場しており、今大会は3大会ぶりの復帰となった。
1901年に女子校として創立された県立の伝統校で、100年を超える歴史を誇る。
普通科の偏差値は「59」で、そのほかに衛生看護科、体育科を設置。体育科ではサッカー(男子)をはじめ、陸上、バスケットボール、剣道、柔道が特に全国レベルで知られる強豪だ。
普通科では文武両道を掲げ、放課後や長期休業中の補習、学習合宿など学習支援体制も充実している。
進学面でも成果を上げており、2025年度入試では京都大学に1名、国公立大学に72名、関関同立に47名の合格者を出した。
サッカー部は、2008年度の第87回大会で全国優勝を果たしている。
決勝では大迫勇也を擁する鹿児島城西高等学校(鹿児島)を破り、日本一に輝いた。主力には現カマタマーレ讃岐の井林章が名を連ねていた。
そのほかにもOBにはサンフレッチェ広島のレジェンドである下田崇や、元サッカー日本代表DFの森重真人(現FC東京)らが名を連ねる。
また陸上部からは世界大会で活躍した為末大を輩出するなど、広島皆実はサッカーのみならず、多くの競技で全国トップクラスの力を発揮している。

