
W杯パワーランキング16~20位【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ2026開幕まで約半年となった。このタイミングで、フットボールチャンネルでは独自のパワーランキングを作成。今回は最新FIFAランキング、最高市場価値選手、2025年の平均勝ち点、W杯出場回数、通算タイトル数の5つの指標を抽出して数値を組み合わせてランキング形式にした。果たして、最も“力のある”国はどこなのだろうか。※見出しの括弧内の数字は、各項目の1位(最高位)を42ポイント、42位(最下位)を1ポイントとして降順で計算した合計値。データは5日時点[4/5ページ]
——————————
17位:スイス代表(125ポイント)

スイス代表MFグラニト・ジャカ【写真:Getty Images】
最新FIFAランキング:17位(全体16位:27ポイント)
最高額選手:グレゴール・コベル
市場価値:4000万ユーロ(全体23位タイ:20ポイント)
2025年平均勝ち点:2.40(全体6位タイ:37ポイント)
W杯出場回数:13回(全体10位タイ:33ポイント)
通算タイトル数:0(全体35位タイ:8ポイント)
監督:ムラト・ヤキン
国際大会におけるスイス代表の安定した強さは賞賛されるべきだろう。
FIFAワールドカップ(W杯)とユーロ(欧州選手権)を合わせた過去6大会で決勝トーナメントに進出。2024年のユーロではイングランド代表に準々決勝でPK戦の末に敗れたが、イタリア代表に完勝を収めるなど大会を通して大きなインパクトを残していた。
その強さの秘訣は2021年から指揮を執るムラト・ヤキン監督のチーム作りにあるだろう。
主将のMFグラニト・ジャカやGKグレゴール・コベル、DFマヌエル・アカンジ、FWダン・エンドイェら各ポジションのタレントを活かしつつも、クラブチームのように柔軟に戦い方を変えることができる。
相手の特徴に合わせて戦い方を変えることができる稀有な代表チームだ。
これが2025年にメキシコ代表やアメリカ合衆国代表など開催国とも対戦をした中で、年間を通した平均勝ち点が「2.4」にも及んだ最大の理由だろう。
ベスト8に進出したユーロ2024からの変化はジェルダン・シャキリが代表引退したことと、FWブレール・エンボロの復活だ。
ユーロではチャンスの数に対してチームとしての得点数がやや伸び悩んだが、同大会で復帰したばかりだったエースストライカーのコンディションが戻っているのは朗報だろう。
エンボロは今季からスタッド・レンヌに活躍の場を移すと、14試合で4ゴール2アシストを記録。スイス代表でも2025年は10試合で7ゴールを記録した。
過去3大会のW杯はベスト16止まりだったが、頼れる得点源が復活したことで、1954年の自国開催以来のベスト8に進出の可能性もありそうだ。