
高校サッカー決勝、観客数ランキング【写真:Getty Images】
全国高校サッカー選手権は、毎年数々の名勝負を生み出してきた。その中でもひときわ特別な意味を持つのが、全国の視線と大観衆が集まる決勝戦だ。今回は、選手権決勝における“観客数”に注目し、入場者数が多かった試合をランキング形式で紹介する。[1/5ページ]
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10位:国見対筑陽学園(第82回大会)

第82大会で優勝した国見【写真:Getty Images】
開催年:2003年
観客数:46,754人
優勝チーム:国見
第82回全国高校サッカー選手権大会の決勝には、46,754人の観衆が国立競技場に詰めかけた。
対戦カードは、長崎県代表・国見と福岡県代表・筑陽学園。国見はこの大会で4年連続の決勝進出を果たすなど、圧倒的な強さを誇り、優勝候補の筆頭に挙げられていた。
一方の筑陽学園は選手権初出場ながら粘り強く勝ち上がり、決勝の舞台までたどり着いた。
対照的な立場にあった九州勢同士の一戦は、結果的に国見が主導権を握る一方的な展開となる。
前半から積極的に攻め込んだ国見は12分に先制点を奪取。その後も攻勢を続け、シュート14本を放ったものの、追加点を奪えないまま前半を1-0で折り返した。
後半も国見のペースは変わらない。
61分にエースの平山相太が追加点を挙げると、そこから一気にゴールラッシュ。怒涛の連続得点で計6点を奪い、決勝戦史上最多タイとなる点差(6-0)での勝利を収めた。
この試合でスタメン出場した国見のイレブンには、後にJリーガーとなる関憲太郎、城後寿、兵藤慎剛、中村北斗、渡邉千真、平山相太の6名が名を連ねており、「最強チーム」と評しても過言ではない陣容だった。
また平山は大会通算9得点を挙げ、史上初となる2年連続得点王を獲得。選手権通算得点を最多の「17」に伸ばした。
さらに、中村も史上唯一となる3年連続決勝出場という偉業を達成している。
チームとしても4年連続で選手権得点王を輩出し、戦後最多タイとなる6度目の優勝を成し遂げるなど、第82回大会はまさに記録ずくめの大会として語り継がれている。