フットボールチャンネル

フォーカス 2か月前

史上最多はいつ!? 全国高校サッカー選手権決勝、観客数ランキング6~10位。好カードに大観衆が集まる

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

高校サッカー決勝、観客数ランキング【写真:Getty Images】



 全国高校サッカー選手権は、毎年数々の名勝負を生み出してきた。その中でもひときわ特別な意味を持つのが、全国の視線と大観衆が集まる決勝戦だ。今回は、選手権決勝における“観客数”に注目し、入場者数が多かった試合をランキング形式で紹介する。[3/5ページ]
——————————

8位:流通経済大柏対藤枝東(第86回大会)

流通経済大柏
第86大会で優勝した流通経済大柏【写真:Getty Images】

開催年:2007年
観客数:48,884人
優勝チーム:流通経済大柏



 第86回全国高校サッカー選手権大会の決勝は、48,884人の入場者数を記録した。

 対戦カードは、千葉県代表・流通経済大柏と静岡県代表・藤枝東だ。

 2年ぶり2回目の出場となった流通経済大柏に対し、藤枝東は3年ぶりながら通算22回目の出場を誇る全国屈指の名門校。技巧派集団として長年にわたり高校サッカーを牽引してきた存在であり、その名は全国に広く知られていた。

 しかし決勝は、そうした藤枝東の歴史と実績をも飲み込む展開となる。

 準決勝で三重県代表・津工を相手に6得点を挙げ、勢いそのままに勝ち上がってきた流通経済大柏は、決勝でも破壊力抜群の攻撃力を発揮。試合の主導権を完全に握り、4-0という大差で藤枝東を圧倒し、初優勝を飾った。

 流通経済大柏は選手権直前の10月、高円宮杯第18回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会でも優勝を果たしており、Jリーグのユースチームにも引けを取らない完成度を誇っていた。

 その完成度の高さが、藤枝東を相手にしても一切揺らぐことはなかった。

 また、大会7得点で得点王に輝いた大前元紀は、この大会を象徴する存在だった。



 インターハイ、全国高校サッカー選手権大会、高円宮杯という高校年代の主要3大会すべてで得点王に輝くという史上初の偉業を達成。その圧倒的な得点能力は、世代を代表するストライカーであることを強烈に印象づけた。

 さらに優勝メンバーには、大前のほかにも田口泰士、中里崇宏、比嘉祐介といった、のちのJリーガーが名を連ねており、この世代の流通経済大柏が高校年代において突出した存在であったことを、結果と内容の両方で証明する大会となった。

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!