
高校サッカー決勝、観客数ランキング【写真:Getty Images】
全国高校サッカー選手権は、毎年数々の名勝負を生み出してきた。その中でもひときわ特別な意味を持つのが、全国の視線と大観衆が集まる決勝戦だ。今回は、選手権決勝における“観客数”に注目し、入場者数が多かった試合をランキング形式で紹介する。[2/5ページ]
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4位:青森山田対流通経済大柏(第97回大会)

第97大会で優勝した青森山田【写真:Getty Images】
開催年:2018年
観客数:54,194人
優勝チーム:青森山田
平成最後の開催となった第97回全国高校サッカー選手権大会決勝は、54,194人もの観衆を集め、4位にランクインした。
埼玉スタジアムで行われた決勝に臨んだのは、青森県代表・青森山田と千葉県代表・流通経済大柏。ともに高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグに所属するクラブ同士による、史上初の“プレミア勢対決”として、大きな注目を集めた。
試合を先に動かしたのは流通経済大柏だった。
右からのコーナーキックに、現在は鹿島アントラーズでプレーする関川郁万がフリーで合わせ、強烈なヘディングシュートをゴールに叩き込む。
しかし、青森山田もすぐさま反撃に出る。前半のうちに檀崎竜孔がゴールを奪い、試合を振り出しに戻した。
一進一退の緊迫した攻防が続く中、63分に再び檀崎がこの試合2点目となる勝ち越しゴールを決め、青森山田がリードを奪う。
さらに88分には、スルーパスに抜け出した小松慧がダメ押しの3点目を奪い、試合の行方を決定づけた。
息をのむようなハイレベルな攻防を制した青森山田は、2年ぶり2度目の全国制覇を達成。その完成度の高さと勝負強さを、平成最後の決勝で鮮烈に印象づけた。
一方、前年度に続いて決勝へ進出した流通経済大柏は、2年連続であと一歩のところで栄冠を逃す結果に。悲願の優勝には届かなかったものの、その実力と存在感は全国に強く示された。