FIFAワールドカップ2026の開幕までおよそ半年となった。サッカー日本代表には史上初のベスト8以上が期待されているが、ここにきて主力に怪我人が多発しているのは気になるところ。南野拓実に関しては、大怪我で出場が絶望的になってしまった。今回は、現時点でコンディションに不安がある日本代表を5人紹介する。※データは『Transfermarkt』を参照(1月12日時点)。[4/5ページ]
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GK:鈴木彩艶(すずき・ざいおん)
生年月日:2002年8月21日
所属クラブ:パルマ(イタリア)
25/26リーグ戦成績:11試合14失点
森保ジャパンの絶対的守護神としてゴールマウスを守り続けてきた鈴木彩艶は、万全のコンディションでFIFAワールドカップ(W杯)2026に出場することができるだろうか。
左手中指と舟状骨骨折というゴールキーパーとしては非常にセンシティブな怪我を負ったなかで、完治および試合勘を取り戻すタスクの両方を遂行するのは決して容易くない。
2024/25シーズンにパルマ(イタリア)へと完全移籍で加入すると、鈴木は飛躍的な進化を遂げてきた。
判断ミスによる失点を批判されたこともあったが、超人的な反射神経を活かしたセービングや特大のロングキックはイタリアで高く評価されている。
しかし、現地時間2025年11月8日に行われたセリエA・第11節のACミラン戦で、鈴木のキャリアに大きな影響を及ぼしかねないアクシデントが発生してしまう。
相手選手と接触した際に左手を負傷すると、試合後に病院へ直行。左手骨折は全治3〜4カ月と診断された。
怪我の完治が最優先なのは言うまでもないが、復帰後にどれだけ試合勘を取り戻せるかがW杯最終メンバー入りのカギを握る。
一瞬の判断が失点に直結するGKであれば、実戦リズムの再取得はなおさら大事だ。
復帰が見込まれる2~3月の時点で、欧州サッカーのシーズンは終盤戦。鈴木が負傷前の感覚を得るための時間は、そう多く残されていない。

