
W杯パワーランキング26~30位【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ2026開幕まで約半年となった。このタイミングで、フットボールチャンネルでは独自のパワーランキングを作成。今回は最新FIFAランキング、最高市場価値選手、2025年の平均勝ち点、W杯出場回数、通算タイトル数の5つの指標を抽出して数値を組み合わせてランキング形式にした。果たして、最も“力のある”国はどこなのだろうか。※見出しの括弧内の数字は、各項目の1位(最高位)を42ポイント、42位(最下位)を1ポイントとして降順で計算した合計値。データは5日時点[4/5ページ]
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27位:オーストリア代表(94ポイント)

オーストリア代表DFダビド・アラバ【写真:Getty Images】
最新FIFAランキング:24位(全体22位:21ポイント)
最高額選手:コンラート・ライマー
市場価値:3200万ユーロ(全体25位タイ:17ポイント)
2025年平均勝ち点:2.00(全体21位タイ:22ポイント)
W杯出場回数:8回(全体17位タイ:26ポイント)
通算タイトル数:0(全体35位タイ:8ポイント)
監督:ラルフ・ラングニック
1998年のフランス大会以来FIFAワールドカップ(W杯)出場から遠のいていたオーストリア代表が、28年ぶりに出場権を獲得した。
2022年4月から代表の指揮を執るラルフ・ラングニックが監督となってからの快進撃は顕著だろう。
プレッシング戦術の第一人者とも言える彼らしいインテンシティの高いチーム作りを行い、その完成度の高さはクラブに近い。
2024年に行われたユーロ(欧州選手権)では、初戦でフランス代表に善戦をしながらも0-1で敗れたが、ポーランド代表とオランダ代表に勝利している。
強豪とも互角以上に戦える実力があり、W杯に向けた欧州予選では8試合を6勝1分1敗で通過した。
ラングニックがレッドブルグループのスポーツ・ディレクター(SD)時代に種を蒔いた選手たちが代表選手へと成長したことも現在の強さへと繋がっている。
オーストリア代表で最も市場価値の高いDFコンラート・ライマー(バイエルン・ミュンヘン)や、マンチェスター・ユナイテッドでも共闘したMFマルセル・ザビッツァー(ドルトムント)らは、ラングニックのスタイルを象徴するような選手だ。
28年ぶりのW杯出場に向けて気になるのが、33歳となった主将のDFダヴィド・アラバ(レアル・マドリード)のコンディションだ。
オーストリア代表では予選4試合で先発出場したが、所属するレアル・マドリードでは公式戦の先発が2試合のみ。
国際大会での経験なども考えると彼の存在意義は大きく、アラバが万全な状態となれば決勝トーナメント以降も勝ち進むことができる可能性も広がるだろう。