移籍市場では若手や旬のスターに注目が集まりがちだが、実は“今が狙い目”なのは百戦錬磨のレジェンドかもしれない。年齢を重ねてもなおトップレベルのパフォーマンスを維持する彼らは、ピッチ内外でクラブに大きな価値をもたらす存在だ。今回は、現行契約では2026年夏に契約満了を迎える世界的スター選手の中から、その去就に注目されている選手を紹介する。※スタッツはデータサイト『transfermarkt』を参照。情報は全て1月13日時点。
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GK:マヌエル・ノイアー(元ドイツ代表)
生年月日:1986年3月27日(39歳)
所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン
契約期間:2026年6月30日
現代型ゴールキーパーの象徴的存在も、現時点でクラブとの契約が来夏までとなっている。
現在39歳のマヌエル・ノイアーは、シャルケの下部組織出身。2006年にトップチームデビューを果たすと、瞬く間に頭角を表し、2011年に強豪バイエルン・ミュンヘンに完全移籍した。
バイエルンでは、今季が在籍15年目。これまで公式戦582試合に出場し、長年にわたって不動の守護神としてチームを最後方から支えてきた。
ブンデスリーガ11連覇や2度のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝など、数々のタイトル獲得に貢献している。
その活躍はクラブレベルに留まらない。
ドイツ代表としては国際Aマッチ120試合以上に出場し、2014年にはFIFAワールドカップ(W杯)優勝を経験。「スイーパー・キーパー」の第一人者として常識を大きく覆し、広大な守備範囲と攻撃参加によって現代GK像を再定義した存在だ。
まさにサッカー史に名を刻むレジェンドである。
そんなノイアーは、2024年2月にバイエルンとの契約を更新。延長期間は1年で、現行契約は2025年6月末までとなっている。
この去就について、ノイアーは同年12月に『Sky Sports』のインタビューに応じ、「まだ(具体的な進展は)ない。時間をかけて考えたい」とコメント。
さらに「自分の身体や健康状態、そして続けることに意味があるかどうかを判断するためには、もう少し時間が必要だ」と語り、慎重な姿勢を示した。
他ポジションと比べて選手寿命が長いGKとはいえ、ノイアーは今年3月で40歳を迎える。
近年は負傷に悩まされる時期もあり、バイエルンとの再延長か、それとも新たな挑戦か。レジェンドの決断には、今後も注目が集まりそうだ。

