サッカーに欠かせない要素のひとつとして、ホームチームを応援する熱狂的なサポーターの存在がある。世界中には大小さまざまなスタジアムがあるが、2025年に世界で最も多くの観衆を集めたのはどこなのか。今回は2025年に行われたリーグ戦の平均観客数をランキング形式で紹介する。(データは『Transfermarkt』を参照)[2/5ページ]
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4位:マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)
本拠地:オールド・トラフォード
収容可能人数:7万4,879人
平均入場者数:7万3,880人
マンチェスター・ユナイテッドは2025年、プレミアリーグで1試合平均7万3,880人を動員した。
本拠地オールド・トラフォードは、イングランドのクラブの本拠地として最多動員を誇るスタジアムであり、リーグ内で唯一、平均観客数が7万人台に達している会場でもある。
1910年に開場したオールド・トラフォードは、イングランドサッカーを象徴する歴史的スタジアムのひとつ。
第二次世界大戦中は軍の倉庫として使用され、1941年3月にはドイツ軍の空襲でメインスタンドが破壊されるなど、大きな被害を受けた。
その後、1949年に再建され、1966年のFIFAワールドカップ(W杯)、EURO1996(欧州選手権)など、国際大会の舞台としても重要な役割を果たしてきた。
2025年3月には、クラブが地域一帯の大規模再開発計画の一環として、新たに10万人収容のスタジアム建設構想を発表。完成すれば、欧州最大級のサッカー専用スタジアムとなる見込みだ。
一方、チーム成績は思うような結果が出ていない。
2024/25シーズンはプレミアリーグ15位と低迷。ホームゲームでは全試合で7万3,000人超を動員したが、2012/13シーズンを最後にリーグ優勝から遠ざかっている。
2025/26シーズンも平均7万人超の動員を維持し、現在はリーグ7位。シーズン途中でルベン・アモリム監督が解任され、マイケル・キャリックが指揮を執る体制へと移行し、再建の途上にある。
成績に左右されない圧倒的な集客力は、マンチェスター・ユナイテッドの世界的なブランド価値を示す象徴とも言える。

