サッカーに欠かせない要素のひとつとして、ホームチームを応援する熱狂的なサポーターの存在がある。世界中には大小さまざまなスタジアムがあるが、2025年に世界で最も多くの観衆を集めたのはどこなのか。今回は2025年に行われたリーグ戦の平均観客数をランキング形式で紹介する。(データは『Transfermarkt』を参照)[3/5ページ]
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3位:バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
本拠地:アリアンツ・アレナ
収容可能人数:7万5,000人
平均入場者数:7万5,000人
バイエルン・ミュンヘンは2024年のドイツ・ブンデスリーガで、1試合平均7万5,000人の観客を動員した。
本拠地アリアンツ・アレナの収容人数と完全に一致しており、全試合で満員を記録した。
アリアンツ・アレナは2005年にこけら落としとなり、翌2006年のFIFAワールドカップ(W杯)でも会場のひとつとして使用された。
当初は地元クラブの1860ミュンヘンと共用だったが、2017年に同クラブが使用契約を解除し、以降はバイエルンの単独使用となっている。
開場当時は6万6,600人収容だったが、段階的な改修を経て2015年に現在の規模となった。改修以降、コロナ禍を除いて全てのシーズンで平均7万5,000人を超えており、その動員力は際立っている。
常に満員になるため、試合ごとの増減に言及することすらできない。
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のホームゲームも、もちろん毎回7万5,000人を収容している。さらに、2024年12月に行われたDFBポカール(ドイツ杯)のレヴァークーゼン戦でも7万5,000人の動員とされている。
「チケット販売数=来場者数」ではないため、実際に毎試合7万5,000人が訪れているわけではないはずだが、稼働率が高いことは揺るがない事実だ。
また、アウェイサポーター向けの席はごく一部に限られている点もポイントだ。ホーム側のファンだけでスタジアムを埋め尽くすことができ、これが試合における一体感と、相手への圧力を高めている。
その結果、バイエルンは2025年のホームゲームで平均勝ち点2.61を記録。今回のランキングに登場するクラブの中でも、最も高い数字となっており、満員のスタジアムが成績にも直結していることがうかがえる。

