
U-23日本代表、アジアカップ未招集の選手【写真:Getty Images】
現在開催されているAFC U23アジアカップ サウジアラビア2026(U-23アジア杯)はノックアウトステージへ突入し、戦いは佳境を迎えている。フレッシュなメンバーが躍動する一方で、実力を備えながらも様々な理由で選出されなかった選手も多い。今回は、U-23アジア杯に招集されていないものの、今後の飛躍が大いに期待される2005年以降に生まれた選手たちを紹介する。[4/5ページ]
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FW:神代慶人(くましろ・けいと)

フランクフルトに所属する神代慶人【写真:Getty Images】
生年月日:2007年10月25日
所属クラブ:フランクフルト(ドイツ)
J3降格という厳しい現実に直面したロアッソ熊本の中で、ひときわ存在感を放ったのが神代慶人だ。
2025シーズンのJ2優秀選手賞に選出されるなど気を吐いた若きストライカーは、今オフにブンデスリーガのフランクフルトへ完全移籍。早くも次なるステージへと歩みを進めた。
熊本のアカデミー出身である神代は、2024年3月に16歳4カ月という若さでプロデビューを果たすと、続く第7節ジェフユナイテッド千葉戦でプロ初ゴールを記録。16歳5カ月5日での得点は、J2最年少ゴール記録を更新する快挙となり、その名を一気に全国区へと押し上げた。
結果的にこのシーズンでは5ゴールを挙げ、年齢を感じさせない堂々としたプレーで大きなインパクトを残している。
昨季は怪我の影響で出遅れたものの、復帰後は着実に存在感を高め、リーグ戦21試合で8ゴールを記録。クラブが苦しい戦いを強いられる中でも、チームの攻撃を牽引するなど、神代のパフォーマンスは希望の光だったと言える。
そして、その活躍は国内外のスカウトの目にも留まり、10代にして欧州挑戦のチャンスを掴み取った。
フランクフルトでは、元日本代表の長谷部誠氏がコーチを務めるU-21でのプレーが見込まれているが、世界基準の環境で鍛えられる日々は、さらなる成長を促すはずだ。
新天地での挑戦が、彼をどこまで高みへと押し上げるのか。
将来を見据えた一歩に、大きな期待が寄せられている。