
プレミアリーグ、移籍市場で最も金を使った現職監督ランキング6~10位【写真:Getty Images】
高額な放映権料による収入が見込めるプレミアリーグは、各クラブが移籍市場に多額の資金を投じている。同リーグ現職の監督で最も高い純支出額(移籍金支払い額から移籍金収入額を差し引いた額)を記録しているのは誰なのか。今回は『Ttransfermarkt』の純支出額をもとにランキング形式で紹介する。※データは1月19日時点[4/5ページ]
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7位:マルコ・シウバ(フラム)

フラムのマルコ・シウバ監督【写真:Getty Images】
生年月日:1977年7月12日
在籍期間:2021年7月~
純支出額:1億3700万ユーロ(約246.6億円)
プレミアリーグで過小評価されている監督の1人がフラムを率いるマルコ・シウバだろう。
以前のフラムはプレミアリーグ昇格とチャンピオンシップ(イングランド2部相当)降格を繰り返す“ヨーヨークラブ”として知られていた。
この不安定なチーム状況を変えたのが現職のポルトガル人指揮官である。
2021/22シーズンに当時チャンピオンシップだったフラムの監督に就任すると、1年でプレミアリーグ昇格に導いた。
その後は2022/23シーズンから3季連続で残留に導き、昨季はクラブのプレミアリーグ史上最高勝ち点を「54」に更新。今季も第22節終了時点で4位まで勝ち点差「4」の11位と安定した戦いを続けている。
以前のフラムはネームバリューが中心の補強が多く、当たりハズレの波が激しかった。この不安定さが現体制で払拭されたと言って良いだろう。
2025年夏にシャフタール・ドネツクからクラブ史上最高額の4000万ユーロ(約72億円)で獲得したFWケヴィンは適応段階ではあるが、MFアレックス・イウォビやDFカルヴィン・バッシー、MFハリー・ウィルソンら多くの補強が大成功となっている。
その一方でFWアレクサンダル・ミトロヴィッチや中盤の軸だったMFジョアン・パリーニャを計1億ユーロ以上の移籍金で放出しており、マルコ・シウバ体制の純支出はプレミアリーグ4季目で1億3700万ユーロ(約246.6億円)と支出と収入のバランスも保っている。
2018/19シーズンに1億1650万ユーロ(約209.7億円)の移籍金を投じて残留できなかったことを踏まえると、マルコ・シウバがフラムで残している成績は賞賛に値する。