
プレミアリーグ、移籍市場で最も金を使った現職監督ランキング6~10位【写真:Getty Images】
高額な放映権料による収入が見込めるプレミアリーグは、各クラブが移籍市場に多額の資金を投じている。同リーグ現職の監督で最も高い純支出額(移籍金支払い額から移籍金収入額を差し引いた額)を記録しているのは誰なのか。今回は『Ttransfermarkt』の純支出額をもとにランキング形式で紹介する。※データは1月19日時点[5/5ページ]
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6位:ファビアン・ヒュルツェラー(ブライトン)

ブライトンのファビアン・ヒュルツェラー監督【写真:Getty Images】
生年月日:1993年2月26日
在籍期間:2024年7月~
純支出額:1億6700万ユーロ(約300億円)
世界でも屈指の“育成力”を誇るブライトンは、直近の5年間だけでも多くの選手を高額な移籍金で売却して多額の収益を得た。
以前のブライトンは「選手を売る」イメージが強かったかもしれないが、2024年7月に就任したファビアン・ヒュルツェラー監督の体制では変わりつつある。
現体制においての純支出額は1億6700万ユーロ(約300億円)と大幅な赤字であり、ロベルト・デ・ゼルビ前体制が9600万ユーロ(約172.8億円)の黒字だったことを踏まえると、その変化は明らかだろう。
現在ヒュルツェラーが率いるブライトンは、チェルシーに売却したモイセス・カイセドらで回収した移籍金を市場に投じるフェーズに入っており、クラブ史上初のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場が現実的な目標になりつつある。
1人あたりに使う移籍金が増えたことは明らかで、ブライトンの移籍金ランキングのトップ8のうち7人がヒュルツェラー体制で獲得した選手だ。
2024年夏にクラブレコードの4670万ユーロ(約84億円)の移籍金で獲得したジョルジニオ・リュテールを筆頭に、多くの戦力が加わった。
一方で主力の放出は限定的で、過去2年間でスタメンの選手が移籍したケースは2024年夏のビリー・ギルモアとパスカル・グロス(2026年1月に復帰)、2025年夏のジョアン・ペドロとペルビス・エストゥピニャンの4名ぐらいだろう。
現在32歳のヒュルツェラー監督にかかる期待は使っている移籍金の額から見ても大きいが、今季は第22節終了時点で12位とやや苦戦。
12月以降は1勝4分3敗と大きく調子を落としており、目標達成に向けては不穏な空気が漂う。
【著者プロフィール:編集部】
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