
プレミアリーグ、移籍市場で最も金を使った現職監督ランキング1~5位【写真:Getty Images】
高額な放映権料による収入が見込めるプレミアリーグは各クラブが移籍市場に多額の資金を投じている。同リーグ現職の監督で最も高い純支出額(移籍金支払い額から移籍金収入額を差し引いた額)を記録しているのは誰なのか。今回は『Ttransfermarkt』の純支出額をもとにランキング形式で紹介する。※データは1月19日時点[2/5ページ]
——————————
4位:アルネ・スロット(リヴァプール)

リヴァプールのアルネ・スロット監督【写真:Getty Images】
生年月日:1978年9月17日
在籍期間:2024年7月~
純支出額:2億5800万ユーロ(約464.4億円)
アルネ・スロットは2024年夏にユルゲン・クロップから引き継ぐ形でリヴァプールの監督に就任した。
彼が1年目に発揮した手腕は見事だった。2024年夏の移籍市場では獲得と放出のどちらも消極的だったことから、結果的にクロップ時代のスカッドを引き継ぐ形でプレミアリーグ優勝を成し遂げた。
迎えた2025年夏の移籍市場では大型補強を敢行。フロリアン・ヴィルツとアレクサンデル・イサクの獲得で2度もクラブ史上最高額の移籍金を更新した。
前シーズンに使わなかった資金も使う形で、夏の移籍市場だけで4億8290万ユーロ(約869.2億円)もの移籍金を使って7人の新戦力を加えている。
それでも純支出額が2億5800万ユーロ(約464.4億円)に収まっているのは、獲得と同時に大規模なスカッド整理を敢行したからである。
契約延長交渉が難航していたFWルイス・ディアスを筆頭に、スロット体制で序列が下がっていたFWダルウィン・ヌニェスらが移籍。財務規定を遵守する意図もあり、DFジャレル・クアンサーやMFタイラー・モートンらアカデミー出身の選手の放出も進めた。
夏の移籍市場が閉じた段階ではプレミアリーグで連勝を重ねていたこともあって優勝候補筆頭かと思われたが、スカッドを入れ替えすぎた影響で全体のバランスが大きく崩れてしまった。
スロット監督も2季目となったことで戦い方も大きく変わり、割り切ってプレーする試合が大幅に減った。
基本的には打ち合い上等の攻撃的なサッカーを志向しており、攻撃陣の火力が出ない場合は勝ち切れない試合が続いている。