
プレミアリーグ、移籍市場で最も金を使った現職監督ランキング1~5位【写真:Getty Images】
高額な放映権料による収入が見込めるプレミアリーグは各クラブが移籍市場に多額の資金を投じている。同リーグ現職の監督で最も高い純支出額(移籍金支払い額から移籍金収入額を差し引いた額)を記録しているのは誰なのか。今回は『Ttransfermarkt』の純支出額をもとにランキング形式で紹介する。※データは1月19日時点[4/5ページ]
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2位:ミケル・アルテタ(アーセナル)

アーセナルのミケル・アルテタ監督【写真:Getty Images】
生年月日:1982年3月26日
在籍期間:2019年12月~
純支出額:8億9900万ユーロ(約1618.2億円)
アーセン・ヴェンゲル政権の末期から続いたアーセナルの低迷をクラブOBのミケル・アルテタが監督として立て直した。
アルテタの指導者としての師匠でもあるジョゼップ・グアルディオラという歴史に残る名将の存在もあってタイトルから遠ざかっているが、彼がチームのレベルを引き上げたことは間違いない。
ウナイ・エメリ元監督とフレドリック・ユングベリ暫定監督から受け継いだスカッドは、上位争いすることが不可能なレベルのチームだった。
それを長い月日をかけてアップデートできたのは、純支出が8億9900万ユーロ(約1618.2億円)にも及ぶ大型補強の数々があってこそだろう。
現在のトップチームでアルテタより先に所属していた選手はブカヨ・サカとガブリエウ・マルティネッリ、ウィリアン・サリバの3名のみ。
2023年夏の移籍市場でクラブ史上最高額となる1億1600万ユーロ(約208.8億円)で獲得したデクラン・ライスを筆頭に、毎夏の恒例となっているビッグサマーで戦力のアップデートを続けている。
一方でアルテタ体制において余剰戦力の放出はあまりうまく進んでいない。クラブとしての最高額の放出は2017年夏のアレックス・オックスレイド=チェンバレンの3800万ユーロ(約68.4億円)である。
アーセナルの放出額ランキングのトップ20のうち、アルテタ体制で記録したのは5人しかいない。
移籍金による収入が少ない中でも大型補強を敢行できるのがアーセナルのようなブランド力のあるチームの特徴であり、この現状を考えるとタイトル獲得は至上命題とも言えるだろう。