夏のFIFAワールドカップ2026(W杯)メンバー入りに向けたサバイバルが白熱している。その中で注目すべきは、当落線上の選手たちである。サッカー日本代表としての出番は限られていても、欧州クラブで確かな結果を残す者が多く、虎視眈々と逆転選出を目指している。今回は、W杯当落線上の立場でありながら、所属先で奮闘する日本人を紹介する。※スタッツはデータサイト『transfermarkt』を参照。情報は1月20日時点。[1/5ページ]
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FW:塩貝健人(しおがい・けんと)
生年月日:2005年3月26日(20歳)
所属クラブ:NECナイメヘン(オランダ1部)
25/26リーグ戦成績:12試合7ゴール0アシスト
サッカー日本代表通算成績:0試合0ゴール0アシスト
オランダで戦う塩貝健人は現在20歳。2024年にプロデビューを果たしたばかりの同選手だが、早くもブンデスリーガへの道が開かれようとしている。
塩貝は國學院大學久我山高校を卒業後、慶應義塾大学へ進学。大学1年次の2024年に横浜F・マリノスの加入内定が発表され、同時に特別指定選手認定を受けた。
2024シーズンの第3節ガンバ大阪戦でプロ初出場を経験し、同シーズンはリーグ戦7試合に出場している。
この圧倒的なスピード感は止まらず、2024年夏にはNECナイメヘンに完全移籍し、早くも欧州の舞台に臨んだ。
新天地では途中出場がメインとなっているが、これまで公式戦42試合に出場し、14ゴールを記録。とりわけ今シーズンは絶好調で、リーグ戦では12試合で7ゴールとハイペースに数字を重ねている。
塩貝に対し、現地メディア『ForzaNEC』は今月18日にNECナイメヘンを率いるディック・シュロイデル監督のコメントを紹介している。
「ケントがいればプランAにも、プランBにもなれる。それを自分自身で作り出せる選手だ。短い出場時間で多くのゴールを決め、素晴らしい成長を遂げてくれた」
そんな同選手は現在、ドイツ1部のヴォルフスブルクへの完全移籍が決定的と、複数のドイツメディアが報じている。
手続きは既に進行しており、移籍には1000万ユーロ(約18億円)の契約解除条項が行使される見込みだ。
破竹の勢いでキャリアを駆け上がる若きストライカーは、FIFAワールドカップ2026(W杯)本大会メンバーに滑り込む可能性を秘めている。

