夏のFIFAワールドカップ2026(W杯)メンバー入りに向けたサバイバルが白熱している。その中で注目すべきは、当落線上の選手たちである。サッカー日本代表としての出番は限られていても、欧州クラブで確かな結果を残す者が多く、虎視眈々と逆転選出を目指している。今回は、W杯当落線上の立場でありながら、所属先で奮闘する日本人を紹介する。※スタッツはデータサイト『transfermarkt』を参照。情報は1月20日時点。[4/5ページ]
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MF:佐野航大(さの・こうだい)
生年月日:2003年9月25日(22歳)
所属クラブ:NECナイメヘン(オランダ1部)
25/26リーグ戦成績:18試合2ゴール3アシスト
サッカー日本代表通算成績:1試合0ゴール0アシスト
サッカー日本代表の中盤で評価を高める佐野海舟(マインツ/ドイツ1部)。彼の弟であり、オランダでプレーする佐野航大も台頭が期待される選手である。
現在22歳の佐野航大は、2022年にファジアーノ岡山でプロデビューを果たした。
岡山ではプロ1年目からJ2リーグ戦28試合に出場。2年目は同20試合に出場した。
テクニックと走力を併せ持つ同選手は、中盤であればどのポジションでもプレーできる万能型。岡山では中央だけでなく、サイドで起用される試合もあった。
そんな佐野は、2023年夏にNECナイメヘンに完全移籍することが発表された。
NECナイメヘンでは加入1年目から出場機会を確保。これまで公式戦78試合10ゴール8アシストを記録している。
活躍に比例して加入直後45万ユーロ(約8100万円)だった市場価値は、現在600万ユーロ(約10.8億円)まで伸びている。
22歳という年齢を考えると、今後さらに市場価値が上昇することは間違いないと言って良いだろう。
市場価値は、文字通りマーケットの評価を表している。
今年1月に『Voetbal International』をはじめとする複数のオランダメディアがPSV、アヤックス、フェイエノールトが佐野の獲得に関心を示したことを報じた。
今季はリーグ戦全18試合に先発フル出場しており、その報道に疑問の余地は無い。さらなるステップアップが実現するのか注目だ。
そして、来夏にはFIFAワールドカップ(W杯)北中米大会が開催される。
兄・海舟と共に日本代表史上初となる「兄弟」でのW杯本戦出場が実現するのか、こちらも要注目である。

