夏のFIFAワールドカップ2026(W杯)メンバー入りに向けたサバイバルが白熱している。その中で注目すべきは、当落線上の選手たちである。サッカー日本代表としての出番は限られていても、欧州クラブで確かな結果を残す者が多く、虎視眈々と逆転選出を目指している。今回は、W杯当落線上の立場でありながら、所属先で奮闘する日本人を紹介する。※スタッツはデータサイト『transfermarkt』を参照。情報は1月20日時点。[5/5ページ]
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MF/DF:瀬古歩夢(せこ・あゆむ)
生年月日:2000年6月7日(25歳)
所属クラブ:ル・アーヴル(フランス1部)
25/26リーグ戦成績:18試合0ゴール0アシスト
サッカー日本代表通算成績:11試合0ゴール0アシスト
フランスで戦う瀬古歩夢は、FIFAワールドカップ(W杯)出場に向けた熾烈なサバイバルを生き残ることができるだろうか。
現在25歳の瀬古は、セレッソ大阪の下部組織出身。2017年にトップチームデビューを飾ると、2019年にJ1初出場を果たした。
大きく評価を高めたのが2020シーズンだ。リーグ戦27試合に出場した同選手は、J1リーグのベストヤングプレーヤー賞とYBCルヴァンカップのニューヒーロー賞を受賞した。
最終的にセレッソでは公式戦94試合に出場。その活躍が認められ、2022年にグラスホッパー(スイス1部)にステップアップを果たした。
グラスホッパーでは試合ごとにセンターバックと守備的MFの二刀流で起用されるなど、チームの守備の要として君臨。4シーズンで公式戦125試合に出場し、4ゴール2アシストを記録している。
その後、瀬古は昨年7月にル・アーヴルへ完全移籍。自身初となる欧州5大リーグ挑戦となった。
新天地フランスではこれまでリーグ戦18試合に出場。主に守備的MFとして出場を重ねており、中盤の選手として確かな評価を築きつつある。
ただ、日本代表では序列を高めることができていないのが現状だ。
板倉滉や伊藤洋輝といった主力に加え、鈴木淳之介や渡辺剛といった新戦力が台頭し始めている。
現時点で、瀬古の立ち位置は両者の間。絶対的主力にはなり切れていない。近年の代表戦では好不調の波が大きく、パフォーマンスが安定していないことが要因だ。
ル・アーヴルでのさらなる活躍が、W杯北中米大会出場への道を切り開くだろう。
安定したパフォーマンスを継続できるかが、W杯メンバー入りの鍵を握る。
【著者プロフィール:編集部】
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