現在、サッカーU-23日本代表はAFC U23アジアカップ サウジアラビア2026に臨んでいる。1月20日にはU-23韓国代表を1-0で下し、ロス五輪世代(21歳以下)で本大会に挑む日本は年上相手に高い完成度を見せている。すでに佐藤龍之介や大関友翔はA代表デビューも果たしているが、他にも将来有望な選手は多い。今回は、今大会で戦うメンバーからフル代表に推薦したい5名を紹介する。[3/5ページ]
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DF:梅木怜(うめき・れい)
生年月日:2005年8月25日
所属チーム:FC今治
FC今治の梅木怜は、今大会ここまで5試合中4試合でスタメン起用されている。
左右両サイドで高いクオリティを示せるのが彼の特長だが、そのプレー範囲はピッチ際にとどまらない。
状況によって真ん中に位置を取ることもでき、そこからチャンスメイクを試みる。
1-1からPK戦の末に勝利したU-23ヨルダン代表戦が最たる例で、左サイドバックとして起用されながら古谷柊介のゴールをアシストした。
50分、相手チームのボランチの背後にスペースがあると見ると、即座に駆け上がってボールを引き出す。
そのままバイタルエリア手前まで運び、ペナルティエリア内の右に入ってきた古谷へラストパスを供給。同点弾を演出した。
真ん中でプレーするスタイルは今大会に限らず、2025シーズンのJ2リーグでも度々見られてきた。
パスだけでなく、ミドルレンジからでも自分でゴールを狙いに行く積極性も備えており、選択肢の幅の広さは梅木の大きな武器だ。
3バックを基本形とするA代表では、サイドバックを本職とする菅原由勢らがポジションの確保に苦労している。
だが、2023年9月に行われた国際親善試合・ドイツ代表戦では前半を4バックでスタートしている。
後半に3バックへシステムを変更したものの、日本は前半だけで2得点を挙げ、最終的に4-1で快勝した。この試合では、4バックの戦い方も十分に成果を挙げていた。
梅木は現在20歳。器用な振る舞いができる左右両対応のサイドバックは、チームにあわせたプレーを披露できるはずだ。

